ワイキキのブロックパーティの数を制限する法案が市議会で可決
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ワイキキのブロックパーティの数を制限する法案が市議会で可決されました。カラカウア通りを閉鎖して行われるストリートフェスティバルやパレードなどが2024年だけで約40件のイベント開催申請が寄せられました。市当局は、これらのイベントの大半を承認。
しかし、主要道路が封鎖されることにより、ワイキキ周辺では交通渋滞が発生します。「イベントはかなりの頻度で開催されています。私も楽しんでいますが、毎週、あるいは隔週のように続いているように感じていました」とワイキキ自治会副会長のジェフ・メルツ氏は言います。
こうした状況を受け、ホノルル市議会議長のトミー・ウォーターズ氏は、新たに「ストリート・フェスティバル」というカテゴリーを設け、そのカテゴリでのワイキキでの開催を年間6回に制限する方針を打ち出しました。このうち3回は、「アロハフェスティバル・ホオラウレア」や「ホノルルフェスティバル」など、歴史あるイベントのために確保される予定だそうです。
ワイキキ改善協会のリック・エッグド会長は、カラカウアが正午から真夜中まで閉鎖されるます。「年間で18件もの道路閉鎖があり、制御不能になっていました」と語りました。
新しい法案ではカラカウアで開催されるフェスティバルは地域のためになることを義務付けているそうです。