ワイキキのレンタルバイク3つの魅力
『ビキ』と名付けられたホノルルのバイクシェア(レンタサイクル)が先週オープンしました。
1 知名度はまだまだですが、かなり便利!
チャイナタウンからダイアモンドヘッドの間、数ブロックごとに点在する100のステーションで自転車の借り出しと返却ができます。ステーションの位置はこちらのリンクからご覧になれます。
https://gobiki.org/map-of-biki-stops/
料金は1回30分まで3ドル50セント。各ステーションでクレジットカードが使えます。
1回30分までなら何度でも使える15ドルの月間パスや、20ドルで5時間分の使用をチャージできるパス、25ドルで1回60分まで何度でも使える月間パスも、こちらのサイトから購入できます。
上記のパスやクレジットカードを販売機に投入すると5桁の番号が表示されます。自転車を施錠している鍵にその番号を打ち込むと自転車がアンロックされます。返却するときには、自転車を戻したステーションのライトが緑色に点滅すれば、無事完了です。
20ドル5時間のチャージが入ったパスを利用する場合には残り1時間そして残り30分になったときにそれぞれ、お知らせがあります。残り30分になった時点で自動的に新たな5時間分がチャージされる購入選択もあります。
2 充実した100ステーション、1000台
『ビキ』のロリ・マカーニー代表によると、100のステーションは5年間かけて慎重に構想されており、安全性、利便性、流動性を綿密に確認したロケーションに設置されていますが、住民や利用者の声に敏捷に対応して新たな設置や移動が簡単にできる構造になっているそうです。
現在100のステーションに合計1000台の自転車が配備されており、1日の利用回数が2千回に達すると採算がとれるようになるそうです。
3 ワイキキからドン・キホーテ、アラモアナ、ダイヤモンドヘッド近郊まで
安くて便利、健康的で環境にも優しいバイクシェアが近年全米の都市で展開され注目されています。無公害の交通手段は利用者のみならず近隣の住民にも評価されているようです。
都市として拡大するにともなって、ホノルルでも交通渋滞が問題視されることが増えています。誰でも簡単に利用できるバイクシェア『ビキ』の出現で、従来の自転車利用者以外の住民や観光客も車を捨てて自転車道に乗り出せば、ホノルルにまた新しい魅力が追加されると思います。ぜひ、タイムシェアのオーナー様も試しに乗ってみてください。