デジタル庁 日本への入国手続きをWeb化 12月20日から運用開始
日本のデジタル庁は海外からの訪日外国人や海外からの日本人帰国者向けに、検疫・入国審査・税関申告などの入国手続きをオンラインで済ませるサービスを12月20日から開始すると発表しました。このサービスを「Visit Japan Webサービス」と称しています。スマートフォンやパソコンで必要事項を事前に入力しておけば、通常日本の空港に到着した後に提出が必要な書類の記入・提出が不要になるそうです。Web対応できる空港は羽田空港、成田空港、関西国際空港などの主要空港6カ所としています。
Visit Japan Webサービスで提出する情報・書類:
・氏名や生年月日などの基本情報
・検疫質問票
・携帯品・別送品申告書
・外国人は入国審査に必要な情報
・渡航前72時間以内の検査証明書
空港到着後はWebサービスで生成したQRコードを読み取り、入国手続きを行う形になるそうです。入国手続きをWeb化することで、空港業務の効率アップさせる狙いがあるとしています。
水際対策の一環として、指定国からの入国者は3日/6日/10日間、政府が準備する施設での隔離があります。そのため、宿泊施設の割り振りなどで、空港での入国手続きが今まで以上にかかっている情報も入っています。Webサービスの導入により、少しでも到着後の待ち時間が少なくなればと思います。
Visit Japan Webサービス
https://www.digital.go.jp/policies/posts/visit_japan_web