アメリカ人のバケーションの傾向と変化8つの回答
ホテル予約サイト大手の「ブッキング・ドットコム」が、アンケート集計により、今年の旅のキーワードを発表しました。あなたはいくつ当てはまりますか?ちょっと進んだ欧米型のバケーションスタイルをご紹介します!
1.旅の手配は簡単にそしてスムーズに
予約の準備と手配が急速に変化しています。スマホで簡単に計画・購入できるバケーションが求められています。ITのテクノロジーを活かした旅アプリにも期待が寄せられています。旅行中の質問やリクエスト、トラブル解決への対応が、スマホひとつでどこからでも即時に受けられるようになって来ています。
2.出張&休暇
出張中に個人的な時間も堪能する「ブリージャー」という言葉がアメリカではブームです。出張する人の半数がすでに出張先で旅行も楽しんでいますが、今年はそれを上回る人数がブリージャーをエンジョイしたいと答えています。
3.行ったことのない場所への興味と冒険
45%が今年の旅行計画ではちょっと冒険してみたい、47%が知り合いや誰も行ったことがないところへ行ってみたいと答えています。
4.心と身をいたわる旅行
多忙な生活の中で人々はますます旅行に癒しを求めています。今年はとくに健康志向を追求したバケーションが増えるでしょう。メディテーションやヘルススパ、ウェルネス・ワークショップなどを無料で提供する多様な宿泊施設も増加しています。
5.環境にも配慮するバケーション
エコロジーも旅の決め手になります。回答者の36%が今年は去年よりも地球に優しいバケーションを選択しようと考えています。39%がエコツアーに関心を寄せ、41%が環境維持の宿泊施設に関する国際規格を導入すべきだと答えています。
6.贅沢品より心の充足、そしてシンプルな歓びを
旅行中は品物よりも体験にお金を使いたいと大半の回答者が答えています。コンシェルジュが必要だと答えたのは全体の1割。ファンシーなアメニティーもすでに過去の遺物で、それらを決め手と考えるのは全体の13%だけでした。
7.人々との触れ合い、ヒューマンタッチ
「スタッフが親切で感じの良いホテルを選ぶ」と、半数近くが答えています。過去の利用者のレビューが重視され、批判が3件以上がついているホテルは除外する人が多いようです。
8.進化するバケーション:私を月まで連れてって!?
旅行は贅沢ではなく暮らしの一部になりました。それほど遠くもない未来、銀河の果てや深海の底を旅することを思い描いている人も少なくありません。高速鉄道は、いつか北アフリカの奥地にまで旅行者を運び、超音速旅客機が、速くて安全な空の旅をもたらす時代が訪れます。今年の夏には、ロサンゼルスからニューヨークまで、テスラの完全自動運転での大陸横断が計画されています。
日本の方のハワイ滞在も、従来の観光旅行というスタイルから、暮らすように滞在するハワイに変化しているようです。キッチン付きの施設を活用したり、ハワイに知人、友人が増えることで今までと違った楽しみ方が増えているようです。
ぜひ、タイムシェアで今までと違ったハワイを楽しんで頂ければと思います。
くじら倶楽部
中山孝志