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ドンキホーテのタイムス買収

ドンキホーテのタイムス買収

日本のドンキホーテ・ホールディングスが、ハワイで食品スーパーを経営するQSI Inc.を連結子会社として、タイムス・スーパーマーケットなど24店舗を買収することを発表しました。

以前、日本食ホールセールのマルカイさんをも買収して話題になりましたが、今度はローカルのスパーマーケットチェーンの買収となります。

 

1 8月に株式譲渡されます

株式譲渡は、ドンキホーテHD傘下のパン・パシフィック・インターナショナルを通じて8月末に行われる見通しです。各店舗の営業に支障をきたさぬよう、スムーズに移行される予定です。

大手スーパーチェーンのタイムス・スーパーマーケットは1949年にホノルルに開店しました。地元産の食材を年間を通じて同じ低価格で販売する方針で、68年間にわたってハワイの住民に親しまれてきました。

2 全部で24店舗

ホノルルを拠点とするQSIが12店舗のタイムスチェーンの所有者となったのは2002年です。その後、2009年に買収したスターマーケット5店舗と合わせて、現在17店舗のタイムス・スーパーマーケットがハワイに展開しています。
QSIはその他にも、フジオカズ・ワイン・マーチャンツを2004年に、シマズ・スーパーマーケットを2008年に買収しており、2011年にはカウアイ島のビッグセーブ・マーケット5店舗を傘下に加えています。
これらのビジネスをすべて合わせた、オアフ島の16店舗、カウアイ島の6店舗、マウイ島の2店舗の合計24店舗が今回の買収の対象です。
従業員数は約1600名で、前年度9月期の売上高はおよそ490億円にのぼりました。

 

3 買収後も受け入れられそう?

一方、ドンキホーテは2006年に、初の海外拠点としてハワイのダイエー(USA) 3店舗を買収しています。2013年に入手したマルカイ・マーケット2店舗を加えた合計5店舗をすでにオアフ島で運営し、ハワイでの業務に対する知見を養ってきました。現在の従業員数は約950名。買収後は現QSI従業員の雇用を維持し、全店舗の営業も同じ場所で続ける意向を表明しています。

地元産の新鮮な食材の調達に長けているタイムスと、ディスカウントのノウハウを持ち、豊富な魚介類や日本食品を提供しているドンキホーテの合併には期待が持てると、地元の人々の反応も良好なようです。

 

ハワイのスーパーマーケットでの買い物を楽しみにしている方、ぜひ一度立ち寄ってみては如何でしょうか?

 

 

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