必見!ステンドグラスが特徴のハワイの歴史的な教会をご紹介
今回は、私が大好きな教会をご紹介します。
ワイキキからダウンタウンに向かう途中、カメハメハ大王像や、イオラニ宮殿といった歴史的な建物が集中している地区があります。
この地区は「Hawaii Capital Historic District (ハワイ州都歴史地区)」と呼ばれアメリカ合衆国国家歴史登録財に指定されているのですが、
この地区の中にある「セントアンドリュース大聖堂」をご存知でしょうか?
完成までにかかった期間は90年!
セントアンドリュース大聖堂はサウス ベレタニア通り沿いにあり、
ハワイ州知事邸として使用されていたWashington Placeの隣にあるのですが、
南の島には非常に珍しいフレンチゴシック様式となっています。
もともと、カメハメハ4世とその妻であるエマ女王が、
同じ王政で親交があったイギリスのビクトリア女王のサポートにより、
この教会が建てられることになりました。
しかし、教会の建設の話が進む中、1863年にカメハメハ4世は亡くなってしまい、
この計画をカメハメハ5世が引き継ぎました。
1867年に建設が開始され、1886年に一度建てられましたが、その後、数回改修され、1957年に現在の形になっています。
圧巻の全面ステンドグラス
この教会は、あまり大きくないので、この場所を知らなければ、
ただ通り過ぎてしまうかもしれないくらい外から見ると非常にシンプルで、
物静かな雰囲気です。
正面入り口から中に入ると聖水が置かれています。
そのまままっすぐ進み、教会の中心辺りで正面入り口方向に振り返ってみてください。
壁全面がステンドグラスです。
初めて見たときは鳥肌が立ちました。
お昼頃行きますと、太陽の光の加減が一番良いと思います。
また、このステンドグラスの中にキリスト様がサーフィンをしている絵がありますので、是非、行かれた方は探してみてください。
行かれる際の注意点
教会は観光スポットではなく、信者の皆様にとって神聖で大切な祈りの場所です。
日中はドアが開かれ、誰でも自由に入ることが出来ますが、
私は、訪れる際には、マナーを守って、ハワイの歴史に触れるように心がけています。
セント アンドリュース大聖堂
住所:229 Queen Emma Square, Honolulu, Hawaii
ウェブサイト:http://www.thecathedralofstandrew.org/