ヒルトンのポイント繰越し手数料は年末に向けて段階的にアップ
今回はヒルトンタイムシェアのオーナー様向けの情報です。当年の未使用クラブポイントを翌年に繰り越す場合、繰越たポイントはセーブドポイントになるのですが、その繰越し手数料についてお伝えしたいと思います。記事後半では、セーブドポイントの使用法について、まとめてみました。
セーブドポイントとして、翌年に繰り越すための手数料
2023年発生の未使用クラブポイントはその年のアメリカ東部時間12月31日(日)午後11時59分までオンラインで手続きを行えば、セーブドポイントとして翌年に繰り越すことが可能です。ヒルトンの繰越し手数料は年末に向けて、段階的に上がっていきますので、早いほうが手数料を抑えて繰り越すことができます。
1月〜8月の手続き:
オンライン$109/電話$129
9月〜11月の手続き:
オンライン$129/電話$149
12月の手続き:
オンライン$199/電話$219
✳︎ 2023年時点の繰越し手数料となります。
✳︎ エリート・プラスの繰り越し手数料は異なります。また、エリート・プレミアの場合は繰り越し手数料が無料です。(ご注意!リセール購入の場合、エリート会員にカウントされません)
繰り越し手続きはご自身のHGVアカウントから行うことができます(手数料も電話で行うより安価)。メニューは【ポイント管理】→【ポイント活用】→【セーブドポイントとしての繰り越し】の順にクリックしていくと、セーブドポイントの繰越手続き画面になります。手数料はクレジットカードで支払う形です。
セーブドポイントの使用方法
2023年8月時点でのセーブドポイントの使用方法をまとめました。なお、セーブドポイントは、ホームウィーク予約、ヒルトン・オナーズ・ポイントへの移行ができません。また、一度繰り越したセーブドポイントはもう一度、翌年に繰り越すといったこともできません。
セーブドポイントの使い道
・ヒルトンタイムシェアの予約
やはりセーブドポイントはヒルトン・タイムシェアの予約に使用するのがベストです。他の方法で活用する場合は、ポイント効率が下がってしまいます。支払った管理費に見合った宿泊をするには、ヒルトンタイムシェアの予約に使いましょう!
・ハーヴェストなどの提携リゾートの予約
提携リゾートの予約は正直、たくさんのHGVポイントが必要なので、ポイント効率はよくありませんが、どうしても「ポイントを消化しないと失効してしまうので勿体無い」という場合に良いかもしれません。
・RCI
セーブドポイントを使ってRCI(ポイント交換会社)を通して違うリゾートを予約することができます。ヒルトンのグレードに慣れていると、RCIで予約できるリゾートのグレードに満足しない方も中にはいらっしゃるかなと思います。そのため、ポイント効率がよくありません。ハワイだとパール・ホテルやロイヤル・クヒオの予約ができることがあるようです。
・JALマイルへの交換
1,200HGVポイント=2,500マイルの交換率でJALマイルに交換することができます。
・ヒルトンホテル、ダイレクトステイ(スペシャル・キャンペーン)
通常セーブドポイントはヒルトンホテルのダイレクトステイに使用できないのですが、HGVがスペシャルキャンペーンを実施しているため、一部のホテルに使用できます(2023年8月現在)。1泊3,860HGVポイントで泊まれるヒルトンホテルもあれば、18,220HGVポイント必要なヒルトンホテルもあります。多くのHGVポイントが必要になりますので、ご利用は慎重に。
最後に
今回はセーブドポイントとして来年に繰り越す場合には早めに手続きをするとお得というお話でした。繰り越す前に、セーブドポイントの使用方法をおさらいして、利用法に納得できるかご検討の上、繰越しましょう。