日本帰国時のファストトラックをご存知ですか?
ハワイ旅行から日本へ帰国する際の空港での検疫手続き時間を短縮をするための「ファストトラック」制度をご存知でしょうか?
日本帰国後の検疫手続きの一環で、コロナの検査実施、事前検査の証明書や宣誓書の確認、MySOSのアプリ確認など、様々な検疫手続きが必要なため、どうしても日本帰国後の空港での手続きに時間を要します。長時間のフライトに加え、到着後の空港で時間がかかってしまうのはなかなか厳しいものがあります。
そこで厚生労働省は日本到着後の検疫手続きの簡素化を計るため、手続きの一部を日本へ帰国する前に行うファーストトラック制度を2022年3月に開始しました。
こちらの記事ではそのファストトラックについてご案内したいと思います。記事最後には、厚生労働省発表のファストトラック専用ページへのリンクも貼ってありますので、合わせてご確認ください。
(ご注意)こちらの情報は2022年5月2日現在の情報となります。入国に関する規制は流動的ですので、ご旅行される時に最新情報を必ずご確認ください。
日本帰国前に行うファストトラック手続きとは?
ファストトラックを利用することにより、検疫手続きの一部を日本へ帰国する前に事前にアプリで済ませることができます(搭乗便到着予定日時の6時間前までにアプリ上で事前申請を完了すること)。★2022年5月2日に16時間前から6時間前に変更となりました。
なお、ファストトラックを利用しても、空港の混雑状況により、検疫手続きに3−4時間かかったお客様もいらっしゃいましたので、その点ご理解の上ご利用ください。
ファストトラックの流れ
1) My SOSというアプリを携帯にインストール
2) My SOSで質問票の記入
3) My SOSで誓約書の記入
4) My SOSでワクチン接種証明書をアップロード
5) My SOSで出国前72時間以内の検査証明書をアップロード
6) 審査(審査には一定時間かかります)
7) 審査完了(審査が無事通るとMy SOSの画面が緑になります)
8) 日本に到着したら空港の検疫でMy SOSの緑の画面を提示
(ご注意!!)
搭乗便到着予定日時の6時間前までにMy SOSアプリ上で上記5)までの事前登録が完了していて、書類に不備がなく、審査が通る必要があります。到着予定日時の6時間前までに事前登録が終わっていない場合にはファストトラックを利用することが出来ませんのでご注意ください。
(ご注意!!)
ハワイでMy SOSアプリをインストールし事前登録を完了させるためにはインターネットに繋ぐ必要があります。また、日本に到着したら空港の検疫でもインターネットに繋がった状態でMy SOSアプリの画面を見せる必要があります。
ファストトラックが利用できる5つの国際空港
2022年5月現在、海外から成田国際空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港、福岡空港へ到着した方はファストトラック制度を利用することが可能です。
ファストトラックに関する厚生労働省の詳細HP
ファストトラックの詳細は厚生労働省の下記ご案内ページをご確認ください。My SOSアプリのインストール方法やお子様の登録についても記載がございます。特に【よくある質問】はとても詳しい情報が掲載されていますので、おすすめです。
ファストトラック
https://www.hco.mhlw.go.jp/fasttrack/
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