プロが案内する、ハワイ タイムシェア4社のリセール相場
リセールの相場は会社により、かなり異なります。為替相場以外に、リゾート会社が買い取りを実施しているか、また、その価格水準がどの程度かにより異なります。以下は、参考までに各社のリセール相場を把握する上での情報となります。また2017年1月末時点の相場となります。
1 ヒルトン
ヒルトンの ハワイ市場における第一先取り特権行使の価格は、昨年が過去一番低い水準でした。その為、リゾート会社による買い支えがない状況でしたので相場が低迷しています。過去最安値の水準と言っても良いでしょう。合わせて管理費の請求が行われる年末年始の季節的要因も重なり、掘り出し物が多く出回っています。買い希望の方はお買い得物件を見つけるチャンスと言えます。逆に、売却をお考えの方は、あまり売り急がない方が良いかもしれません。ただし、今後の先行きは予測が立てづらい状況です。現在の価格相場がとても低いため、今後の状況次第では、数ヶ月で2、3割の価格上昇する物件タイプが出て来る可能性もあると言えます。
また、グランドワイキキアンのペントハウスやラグーンタワーのオーシャンフロント固定週など、高額優良物件にはウェイティングが入っている状況です。
2 ディズニーアウラニ
引き続きディズニーは、安定的に第一先取り特権を行使しているため、価格は正規価格の半額前後でされています。新しい物件がまだ多く出回っていないため、希望のものがあった場合には早めに購入の決断することが必要かもしれません。100から250ポイントのものは、適正価格であれば比較的早めに買い手が付く状態です。買いのウェイティングが出ている状況です。
3 マリオット コオリナ
昨年のマリオットのROFR(リゾート会社による第一先取特権)の行使水準は、正規価格の30~35%でした。 ただし、年末近くから価格が安くてもROFRを行使せずに、売買の許可がが出るようになりました。一時的なものなのか、予算を復活するまでの間、市場からの買いを行わないのかは判断がつきません。ただし、かなりお値打ちものが存在しています。今の価格相場で買えた場合には、かなり良い買い物になるでしょう。
4 ウィンダム
ウィンダムは過去1度も第一先取り特権を行使していないため、価格水準は低状態で維持されています。定価の8割~9割引きで購入が可能です。ただし、かなりの割安感があるため、掘り出し物の動きは早めになっています。
またポイント制のため300,000ポイントから500,000ポイントを必要とする方は格安のものを2口合わせて購入することで購入のコストを下げることが可能な場合もあります。
いずれにしても相場は日々動いております。良い物件は他の買い手さんも検討をしている場合があります。 あまり待ちすぎても、買いそびれてしまうことがありますので、一番の割安リゾートですのですのである程度の価格で購入されると良いと思います。
皆さんには、じっくりと納得のいった買い物をしていただきたいと思います。いずれにしても、今のリセール相場では充分な価格的メリットがありますので、ある時点で購入を決定されると良いかもしれません。また物件の選び方など相談のある方はお気軽にご連絡ください。
さらに最近飛び込みで事務所にお越しいただく方が増えました。大変ありがたいことです。ただし他の客様がいる場合に直していただくことが必要となる場合がございますので、できるだけアポイントをお取り頂くことを奨励しています。
いつも最後までお読み頂き、ありがとうございます。
くじら倶楽部
中山孝志