アメリカ本土でタイムシェアのリセールが人気という記事
日本の市場では、まだまだ、タイムシェア並びにタイムシェアのリセール(再販)は、知名度が低いと言えるかもしれませんが、米本土の市場では、タイムシェアのリセールが非常に好調です。
1.タイムシェアのリセールの需要が全米で増えています
タイムシェアに関する情報のオンライン・コミュニティー 「レッド・ウィーク」がまとめた統計によると、今年1月から5月までの5か月の間に、全米でのタイムシェア再販の契約成立数が前年度より46%増えていることがわかりました。
2.週単位の権利が人気
再販されたタイムシェアの90%は、ポイント制ではなく週単位で購入するタイプのものでした。週単位制のタイムシェアのリセールが前年の同時期に比べて47%上昇したのに対し、ポイント制は35%増加しました。リセールの出品件数は前年から5%増えただけでした。
3.1位はマリオット・バケーションクラブ
メジャーブランドのリセールの中でも、引き続きマリオット・バケーションクラブが優勢です。全米で一番売れているタイムシェア・リセールのトップ20のうち、7箇所がマリオットのリゾートでした。
リセール契約成立の数からみると、マリオットでも一番人気があったのは、カリフォルニアの「ニューポート・コースト・ヴィラ」、アルバの「アルバ・オーシャン・クラブ」と、それに隣接する「アルバ・サーフ・クラブ」でした。
4.2位のビスタナ・シグネチャー・エクスペリエンス・クラブ
ついで、シェラトン / ウェスティン系列の「ビスタナ・シグネチャー・エクスペリエンス・クラブ」(旧名 スターウッド) がタイムシェアのリセール契約成立数、第二位となりました。
中でもカンクンの「ウェスティン・ラグナマール」、アリゾナの「ウェスティン・キアランド」そして、マウイ島の「ウェスティン・カアナパリ」が2017年の上半期、最高のリセール率を獲得しました。
5.アメリカ人に人気のロケーション
最も人気のあった地域は、メキシコ、フロリダ、カリフォルニアで、それぞれが全米のリセール契約成立の15%を占めました。次いでアルバとハワイがそれぞれ、全リセールの10%ずつを占める形となりました。
日本の市場では、何と言ってもワイキキが人気です。年間約150万人ハワイに来る日本の方の、約5%の人しかまだタイムシェアを活用していません。
まだまだ伸びしろのある、日本人のタイムシェアマーケットです。
名義変更や遺言の検認裁判など、タイムシェアの事であれば何でもお気軽にご相談下さい。
くじら倶楽部
中山孝志