ハワイアン航空が成田便を増便する理由
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本日付(2015年12月1日)の現地新聞、ホノルルアドバータイザーによると、ハワイアン航空が成田国際空港とホノルル間で、増便をすると発表がありました。
この増便により、$130 million(約160億円)の経済効果があると予測しています。
既存のホノルル羽田便は平均90%以上の搭乗率で、日本の方に非常に安定した人気であることが今回の成田便の増便につながりました。
ハワイアン航空は、日本との間で過去5便を開始しましたが、福岡と札幌は既に路線を廃止しています。ちなみに、台北とマニラも同時期に路線を廃止していますが、この数年はアジア地区で積極的な営業展開を進めています。
今回の成田ホノルルの路線は、日本国内では4番目の路線となります。エアバスのA330を利用し、座席数は294席となります。また、費用も若干成田よりも低く抑えて設定するようです。フライトの時間も既に以下の通り決定しています。
- 日本から
成田発:9:00PM
ホノルル着:9:55AM - ハワイから
ホノルル発:3:30PM
成田着:翌朝7:00PM
また、米国のDepartment of Homeland Security (国土安全保障省)は、成田空港との間で、米国での入国審査を出発前に成田で行うシステムを構築中であり、場合により今後このシステムが使えることも期待したいと案内がありました。
飛行機といえばタイムシェアのオーナーさんは、マイレージを上手に利用されています。他島を好んで利用されている方にはホノルルでの乗り継ぎの際に荷物のピックアップなど、同一の航空会社の方が便利な事もあり、今後、JALやANA、United、コンチネンタルなどを利用していた方が、ハワイアンを利用するようになる人も出てくるかもしれません。
色んな意味で今後の動向が楽しみです。
くじら倶楽部
中山孝志