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ハワイは全ての電力を自然エネルギーできるか

ハワイは全ての電力を自然エネルギーできるか

ハワイ好きの多くの方が、いつまでハワイの素晴らしい自然が維持されるのであろうかと、疑問に思う事もあるかと思います。小生自身も汚れたアラワイ運河を見るたびに漠然とした疑問を抱いた一人です。

ハワイの自然環境問題

特にオアフ島においては、80年ほど前まで泳げたアラワイ運河の汚染を始め、マウイ島やカウアイ島などと比較しても近郊の魚介類が減少しています。このように自然環境が悪化している中で、州政府を始め民間でも様々な取り組みが行われていますので、今回はその一つをご紹介したいと思います。

ハワイでは 2045年までに、使用する電力の 100%を持続可能なエネルギー(自然エネルギー)に変換する目標をかかげています。昨年末で目標の 27%を達成していますが、今回は、3つの太陽光発電所の操業で 3%~4%また目標に近づきました。ぜひ、今後もこのような活動が促進すればなと思っています。

ハワイの自然エネルギー 太陽光発電所

「自然エネルギー」の定義を調べてみると、太陽エネルギー、マグマの熱つまり地熱エネルギー、風力エネルギー、波力・潮力エネルギーなどがあるそうです。今回は、その中で太陽エネルギーを活用した太陽光発電所のニュースです。

今回の発表では、新しいプロジェクトにより、合計 83万3千枚のソーラーパネルの総出力が110メガワットにのぼり、およそ 1万8千世帯への供給が可能になりました。今後 20年間の温室効果ガスの排出を 120万トン減少できると見積もられています。

財政問題で長年苦戦していた サンエジソン社による開発を引継ぎ、開発会社 クリアウェイ・エナジー・グループと共に稼働にこぎつけたのは ハワイアン・エレクトリック社でした。今月(2019年9月) 2社の代表は デイビッド・イゲ知事と共に開業記念式典に参加しました。

3つの太陽光発電所は、ノースショア、ワイピオ、ミリラニに建設

操業開始した 3カ所の中でも最大規模の太陽光発電所は、50万枚近いソーラーパネルを設置し総出力 49メガワットの カワイロア・ソーラー発電所です。オアフ島ノースショアにあるハワイ最大の風力発電所に隣接しています。以前はカメハメハ・スクールが所有するサトウキビ畑でした。植生管理のため地元の牧場主による羊の放牧を交渉中です。

ワイピオ・ソーラーは 16万枚以上のソーラーパネルを使用して総出力 45.9メガワットの電力を生成します。クリアウェイ社が所有する牧草地に建設されました。こちらでも羊の放牧が計画されています。

今回、記念式典の行われた ミリラニ・ソーラーII は、15万枚強のソーラーパネルで総出力は 14.7メガワットです。以前はクリアウェイ社が所有するパイナップル畑でした。近隣のミリラニ農業公園の農業活動と並行して運営されます。

今年 4月、州の公益事業委員会はこの他に ミリラニ・ソーラー と ワイアワ・パワー・ソーラーの 2つの太陽光発電所の開発を承認しました。合わせて 75メガワットの電力と、毎時 300 メガワットの電力貯蔵が可能です。稼働は 2021年末の予定です。

くじら倶楽部としてできること

くじら倶楽部では、経営理念の中で「自然を守る」ことに貢献するということを掲げています。まだまだ出来ることは少なく小さな力ですが、ビーチクリーンナップもその活動の一つです。社員が自らの提案で始まり継続させていただいています。今回のブログでは、ハワイ好きの方やハワイリピーターの方々に、少しでもハワイの環境問題に関して関心を寄せて頂けたらと思い情報を発信させていただきました。

 

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