2019年 アメリカ人に学ぶバケーションスタイル
ぜひ、ハワイのリピーターやタイムシェアオーナーの方に参考にしていただきたい情報です。近年、バケーションの形が変化していると話題になっています。
ミレニアル世代と呼ばれる 1980~90年代生まれの世代を中心に、心身の健康や社会的意識に重点を置いた休暇の楽しみ方に人気が傾いているようです。
様々なバケーションスタイル
経済紙「フォーブス」は、2019年の旅行のトレンドとして、近場でゆっくりする「ミニバケーション」、インスタ映え重視で目的地を選ぶ「インスタホリデー」、ヨガ、スパ、瞑想などを目的にした「ウェルネスツアー」そして、出張(ビジネス)とレジャーを合併させた「Bレジャー」の4つをあげています。
「ステイケーション」や「マイクロケーション」とも呼ばれる「ミニバケーション」の人気の理由は、短い休暇期間でも移動時間の省略によってリラックスする時間が増えること、移動にかかる費用を他の贅沢に使えることですが、社会的な意義もあります。海外や国内の観光地ではなく、近場でお金を使うことで地域社会の活性化に貢献できるということです。
ウェルネスツアー
新しい体験をするのに距離は関係ないという自分との向き合いは、「ウェルネスツアー」にも通じるところがあります。旅先でスパなどを利用して心身ともにリフレッシュする「スパツアー」から派生した「ウェルネスツアー」ですが、最近はヨガや瞑想の流行りもあって種類は豊富です。ヨガや瞑想を目的にした合宿ツアーも人気ですが、試したことがない人でも旅先で気軽に行けるイベントとして参加できるものが特にここ数年のトレンドです。
ホノルルの「ビーチヨガハワイ」では初心者でもタオル一つで参加できるアウトドアヨガクラスを毎日提供しています。(ウェブサイトで要予約。20ドル~)
ボランツーリズム
また、ボランティアと観光がセットになった「ボランツーリズム」の人気も強固です。ボランティア・ツアーというとアフリカや東南アジアのイメージがありますが、ハワイにも旅行者が参加できるビーチクリーニングや森林保護などのボランティアが多々あります。くじら倶楽部でもビーチクリーンナップを開催していますので、タイミングが合えば是非ご参加ください。地元の人たちと協力して環境問題などに取り組む経験は普通の旅行では得られない特別な記憶になると思います。
従来の「観光旅行」から、タイムシェアなどを利用してゆったりと暮らすように過ごす「バケーション」へ、更に、ウェルネスツアーやボラんツーリズムのコンセプトを入れると、ハワイの旅行が益々有意義なものになるかもしれません。