ヒルトンのタイムシェアのポイントについて
先日、ヒルトンのタイムシェアについてご質問をいただきました。
弊社のウェブサイト上で公開している、売出し中のヒルトンの物件一覧の一つの項目「ポイント」に関する質問でした。
「ヒルトンの物件一覧の中に表記されているポイントは何ですか?」
今回は、ヒルトンのタイムシェアのポイントについてご案内します。
ヒルトンのタイムシェア
まず、ヒルトンのタイムシェアについてご案内させていただきます。
タイムシェアは1年を52週に分け、1週間を1口として所有する不動産所有権になります。
ヒルトンの場合、各物件に対して、部屋のグレード、タイプによって大きさの異なるポイントが付与されます。
例えば、私はハワイ島のベイクラブの物件を所有していますが、毎年7,000ポイントが付与されます。
オーナーは、自身が所有している物件を1週間の権利として利用(予約)するか、付与されたポイントを使用して好きなヒルトンのリゾート(建物)に最低3泊以上、ポイントの範囲内で使用(予約)することが可能です。
2種類の予約
自身が所有しているタイムシェア物件を1週間利用する予約は、「ホームウィーク予約」と呼ばれ、チェックインの1年前から9ヶ月前(ホクラニ、アイランダーは1年前から半年前)予約が可能です。
こちらは、土曜日チェックイン、土曜日チェックアウトの7泊となります。
グランドアイランダーは、金曜日チェックイン、金曜日チェックアウトとなります。
このホームウィーク予約は、プラチナシーズンの物件の場合はプラチナシーズンの期間内、ゴールドシーズンの物件の場合はゴールドシーズンの期間内で予約します。
次に、付与されたポイントを使用して最低3泊以上、好きな部屋に泊まることができる予約は「クラブ予約」と呼ばれ、チェックアウトの9ヶ月前から予約が可能です。ホクラニと、アイランダーは6ヶ月前からの予約になります。
ポイントの重要性
ヒルトンではクラブ予約をする場合、ポイントが非常に重要になります。
例えば、ラグーンタワーのプラチナシーズンの2ベッドルーム、オーシャンフロント物件は付与されるポイントが9,600ポイントになります。
もし、クラブ予約で9,600ポイントを利用する場合、ラグーンタワーのプラチナシーズン、1ベッドルーム、ガーデンビューの部屋に2週間泊まることができます。なぜなら、ラグーンタワーのプラチナシーズンの1ベッドルーム、ガーデンビューは1週間宿泊するのに必要なポイント数は4,800ポイントだからです。
権利を所有しているラグーンタワー以外でもクラブ予約なら宿泊することができます。例えば、カリアタワーのプラチナシーズン、1ベッドルーム、ガーデンビューも1週間宿泊するのに必要なポイント数は4,800ポイントですので、同じように9,600ポイントを利用し、2週間泊まることができます。
このように、ポイントが大きい物件を所有していると、必要ポイント数が少ない部屋に長く滞在することが出来ます。
ただし、数の理論として可能ですが、実際に連続して同じ部屋に空がある保証は残念ながらございません。
また、基本的に2ベッドルームの部屋の方が、1ベッドルームよりも付与されるポイントが大きいですが、リゾート(建物)によってもポイント数が異なります。
グランドワイキキアン、グランドアイランダーは、ラグーンタワーやカリアタワー、ホクラニに比べて付与されるポイント数が大きいです。
グランドワイキキアンのプラチナシーズンの1ベッドルーム、ガーデンビューの部屋に付与されるポイント数は7,200ポイントです。
ラグーンタワーのプラチナシーズンの2ベッドルーム、ガーデンビューを1週間利用するのに必要なポイント数は7,000ポイントになります。
そのため、グランドワイキキアンの1ベッドルーム、ガーデンビューの部屋を所有していれば、クラブ予約でラグーンタワーの2ベッドルームのガーデンビューを1週間利用することが出来ます。
注意点
クラブ予約は、ホームウィーク予約のあとの予約の為、繁忙期はクラブ予約で希望通りの予約ができない可能性が高くなります。ですから、一番よく使用する物件をホームウィークで予約ができるように所有されることをお勧めします。
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