ハワイ観光マーケットが好調な3つの数字
ハワイの観光業界は今年も好調なスタートをきっています。以下の3つの数字からも日本人観光客が堅調に伸びていることが分かるかと思います。
1)ハワイへの観光客は、昨年の2月と比べ10%以上のアップ(アメリカ人や日本人を含む全体の数字)
2)日本人観光客の平均滞在日数は6日間と前年より3.3%伸びた。
3)日本からのタイムシェア利用者は、29.2%上昇した。
以下、ハワイ州観光局の発表となります。
今年 2月、ハワイを訪れた人の数は 77万8571人でした。昨年の 2月の統計と比べて 10%以上増えています。この内、オアフ島の滞在者が 45万6916人、マウイ島が21万7554人、ハワイ島が16万1468人、カウアイ島が10万3956人でした。
2月の一日平均滞在者数は 25万2965人となりました。(1人につき数日以上の滞在をするため「月間来訪者数÷日数」とは異なります。)
この間の旅行者の消費額は前年同期比12.7%増しの 15.2億ドル。旅行者一人あたり一日 215ドル使った計算になります。
ハワイの旅行者数と消費税が前年同月比で共に上昇したのは 2012年11月以来のことだそうです。しかも今回は共に 2桁パーセントの上昇です。
日本からの観光客数は去年の 2月に比べてわずか 1%の上昇で、12万4648人でしたが、一人当たりの滞在期間が去年より 3.3%延びて 平均 6日間滞在しています。
米国からの旅行者は平均 10日間、カナダからは 12.8日、その他の地域からの滞在者が平均で 9.6日間滞在しているので、日本からの旅行者が一番短期間の滞在です。
日本からの来訪者の消費額は前年同期より 15.6%増加した 2億29万ドルでした。米国の 9億42万ドルについで2番目ですが、一人当たりの消費額は一日平均 273ドルで、他の国からの旅行者よりも多めに使っています。
日本からのホテル利用者は昨年 2月より 1.7%減少しています。タイムシェア利用者が 29.2%の増加、コンドミニアム利用者が 18.3%の上昇、レンタルハウス利用者は全体的にまだ少ないですが、昨年2月の 292人に対して今期は 884人と 3倍に増えています。グループツアーやパッケージを利用する旅行者が減って、自分で旅行のプランを立てて観光する人が前年同期よりも 19%増えています。