ヒルトン 日本初のタイムシェア物件: ザ・ベイフォレスト小田原・バイ・ヒルトン・クラブ
ヒルトンが、いよいよ日本のタイムシェア物件を販売します。既に、ご存知の方も多いかもしれませんが、小田原ヒルトンでのプロジェクトとなります。その昔、ハワイのタートルベイが売りに出されていた時にヒルトンがタイムシェア用として取得を検討していた時期がありました。その時には、「ビラタイプの高級なものを開発したい」とその構想を聞いて、良いものが出来ると感動したのを思い出しました。
以下、ヒルトンから公表された情報となります。
「ザ・ベイフォレスト小田原・バイ・ヒルトン・クラブ」は ヒルトン・グランド・バケーションズ(HGV)による日本初のタイムシェアとなります。
今年中旬にオープンが予定される 10棟のコテージスタイルのユニットに続いて、100ユニットにわたるヴィラスタイルの増築も順次計画されています。
タイムシェアは「ヒルトン小田原リゾート&スパ」の敷地内のおよそ25%、約 5万9千㎡に建てられ、温泉、プール、ゴルフ場、テニスコート、ボウリング場、スパ、フィットネスセンターなど「ヒルトン小田原リゾート&スパ」の大規模な施設が利用できます。JR根府川駅からは無料の送迎バスのサービスもあります。
小高い丘の上という立地を生かして海側の壁をガラス張りにし、プライバシーを保ちつつ室内とバルコニーから一面に広がる海を望めるように作られています。
コテージの室内は約 90㎡ で 6名まで宿泊できます。全てのユニットがバルコニー、キッチン、ダイニングルーム、リビングルーム付きの 1ベッドルームです。寝室にはベッドの他に畳が敷かれた和室風の一角もあります。
ハウスキーピングやメインテナンスなどのホテルサービスはヒルトンが提供します。
申し込みは 4月末から開始する予定です。料金はまだ発表されていませんが、3万5千ドルから 8万ドルと想定されているようです。
現在 HGVは、沖縄の瀬底島に 2021年にオープン予定のタイムシェア「ヒルトン沖縄瀬底リゾート」の建設を進めています。
現時点で HGVのタイムシェアを利用する世界中の 28.8万組のメンバーのうち、全体の 20%を超える 5.8万組が日本人のメンバーです。
HGVのマーク・ワン代表は、日本市場をタイムシェア・リゾートのフロンティアと考え、一層の拡大に力を入れています。日本国内のタイムシェアも、外国からの旅行者よりも日本人の家族利用をメインに考え開発しているようです。