2017年度タイムシェアランキング4つの人気理由
当社における2017年度のタイムシェアリセール人気ランキングが発表されました。
2017年度の人気ランキングはこちら https://goo.gl/Y26iXm
今回は、その人気の理由をご説明したいと思います。
1第一先取特権(ROFR)が行使されていなかった物件
各リゾート会社は、第一先取特権(Right of First Refusal)という、先買い権を持っています。日本の不動産システムでは馴染みが無いと思いますが、簡単に説明すると、価格の安い中古物件取引に関しては、リゾート会社がその売買に関して許可せずに、優先的に買取りできる権利を持っているという事です。これは、アメリカのリゾート会社各社が開発許認可を取る段階で、この権利をハワイ州に登録しておくことで有する権利です。
今回は、マリオットのコオリナ(第1位)とヒルトンのホクラニ(第2位)で2017年度は第一先取特権が行使されていなかったために、購入申し込みが多く入りました。
2 割引率の高い物件
やはりタイムシェアリセール物件の魅力は価格の安さにあります。同じ物件に正規で買ったオーナー様と同じように宿泊できる権利ですから、安ければそれだけお得な買い物と言えます。上述の第一先取特権が行使されない物件は価格が安くなりがちです。ですので、1位のマリオット並びに2位のホクラニは、定価の20%を切る掘り出し価格での取引が多くみられました。ただし、タイムシェアのリセール価格は流動的ですので、今年も同じ物件が、同じように低価格になるとは限りませんのでご理解下さい。
3価値のある魅力物件
ディズニーのアウラニが、堂々と人気ランキング第3位に入っています。今回は、福利厚生で利用するという大手企業の大口購入があったことも上位に入り込んだ大きな理由ですが、リセール市場でも徐々に人気が出てきている証と言えます。アウラニのリセール価格は正規価格の半額前後と、他の物件に比べて割引率は高くありませんが、リゾートとサービスの魅力から申し込みがコンスタントに入っています。
また、ヒルトンのグランドワイキキアン2BRパーシャルオーシャンビュー 12600ポイント毎年に関しては、第4位と上位に入りました。価格と管理費から見たポイントの多さが魅力でした。12600ポイントあれば同じ1BRでもカリアタワーやラグーンタワー、ホクラニのゴールドシーズンの時期に、3週間から4週間近く宿泊できるポイントです。ポイント狙いの方には、とても人気がありました。
4 隔年利用物件
10位のうち、4物件が隔年利用の物件でした。ファーストバイヤーと呼ばれる、初めてタイムシェアを購入する方や、買い増しの既存オーナー様には、管理費も半額となるため購入しやすかったという理由がありました。奇数年タイプでタイムシェア利用を始めた方が、追加で偶数年タイプを購入するという買増しをされるお客様は、毎月いらっしゃいます。また、ヒルトンを購入した後に、隔年のマリオットやウィンダムを購入されるという方も多くいらっしゃいました。
2017年度のリセールランキングはこちらです。
今後も、タイムシェアの買い方等に関して、的確なアドバイスを行っていきたいと思います。タイムシェアリゾートは、万人に向くとは言えませんが、活用の仕方次第で豪華な旅行を経済的に実現できます。くじら倶楽部では、皆さんのバケーションライフをサポートできればと考えています。