ハワイ ローカルニュース 1月その1
2018年1月のローカルニュース第1弾です。
主にハワイの新聞社「Star Advertiser」が紹介しているニュースの中で気になるニュースを日本語に訳してご案内します。
1.日本人移住150周年
2018年はハワイ移民150周年になります。初めてのハワイ移民は1868年(明治元年)。約150人の日本人がハワイに移住しました。
現在海外には250万人の日系人がいます。そのさきがけとなったのがこの150人のハワイへの移民です。
この元年者150周年記念イベントが2018年は多数開催されます。20の日系団体で組織されたキズナハワイが中核となる「ハワイ元年者150周年記念委員会」が立ち上がりました。
6月7日にはシェラトンホテルで記念式典とシンポジウムが開催されます。
2.高所得者の課税率上昇 バス料金も値上がり
2018年に、ハワイ州民のうち、高所得者にたいする税率が上昇し、ホノルル市の高架鉄道の建設計画に向けた資金調達策に伴い、ホテル宿泊費が増大します。
また、オアフ島では、市バスとハンディヴァンの料金が値上がりし、車両登録料も引き上げられます。
現在、片道の料金が大人$2.50のザ・バスですが、今年から$2.75になります。昨年始まったワンデーパスも$5から$5.50に値上げします。また、マンスリーパスも$60から$70に上がります。
ホテル税は、9.25%から10.25%に上がります。
3.モンキーポッド保護の署名運動開始(マノア)
マノア・マーケットプレイスの駐車場にある7本のモンキーポッドに関して、撤去し、開発を進める意見と、保護する意見で対立しています。
これらのモンキーポッドは、根が駐車場のアスファルトを押し上げ、安全上の問題が生じている為に、対策が求められています。
マノア・マーケットプレイスを所有するアレクサンダー&ボールドウィン社(A&B社)は、樹齢40年を越す7本のモンキーポッドを切り倒し、他の種類の木を植える案を近隣委員会で提示しましたが、コミュニティーからは、強い反対の声が上がっています。
地元の住人らが結成した「マノア連合」は、元日からオンラインでの署名運動を開始しました。
住人の一人は、モンキーポッドはマノアの心と魂だと主張。
A&B社は2016年からマノア・マーケットプレイスを所有し、運営してきた中で、モンキーポッドに関する苦情をテナントや利用客から受けているとのことです。
当初、7本のモンキーポッドを撤去することで57台分の駐車場が確保できると主張してきましたが、地元住民によると、今までに駐車場が満杯になったことはないです。