ハワイ州オアフ島のホテル稼働率が2.5倍に(2021年1月〜5月)
今回はオアフ島のホテルの稼働率についてお伝えしたいと思います。ハワイは2021年7月現在、今もなお、アメリカ本土からの旅行客で賑わっており、毎日約3万人がハワイ州へ旅行に来ています。昨年に比べると旅行客が劇的に増加し、ワイキキは賑わいを見せています。現在、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジも稼働率は約80%~90%だそうです。
それでは、オアフ島のホテルの稼働率の推移について詳しく見ていきましょう。
オアフ島のホテル稼働率が2.5倍に
ハワイ観光局が公開しているデータを元に、オアフ島のホテル稼働率について調べてみました。
2021年1月のホテル稼働率は24%でしたが、アメリカ本土の観光マーケットの活性化により、毎月徐々にホテル稼働率が改善し、2021年5月には2.5倍の平均稼働率が59%まで回復しました。回復は好調ですが、2021年5月の稼働率はパンデミック前(2019年5月)の稼働率よりも約24%低い結果となりました。
また、様々なランクがあるホテルのうち、中級からエコノミーランクの稼働率が最も高く、5月の稼働率は65%〜70%でした。
次に、直近5ヶ月のランク別に見たホテル稼働率の推移についてです。ホテルのランクが高い程、1月から5月にかけての稼働率の回復が大きいという統計結果が出ています。
2021年1月 | 2021年2月 | 2021年3月 | 2021年4月 | 2021年5月 | |
オアフ島(全体) |
24% |
29% |
40% |
47% |
59% |
ワイキキ |
22% |
28% |
39% |
46% |
59% |
ワイキキ以外のオアフ島 |
36% |
42% |
47% |
51% |
59% |
最上級ホテル |
13% |
19% |
28% |
37% |
44% |
上級ホテル(上) |
16% |
21% |
32% |
41% |
54% |
上級ホテル(中・下) |
33% |
40% |
53% |
58% |
68% |
中級ホテル(上) |
31% |
35% |
46% |
51% |
65% |
中級ホテル(中・下)とエコノミーホテル |
39% |
45% |
53% |
60% |
70% |
(参考データ:ハワイ州観光局)
まとめ
アメリカ本土から毎日3万人がハワイを訪れ、アメリカではハワイ・ブームと言っても過言ではないと言う状況が続いています。2021年に入り、少しずつオアフ島の観光マーケットが改善し、ホテル稼働率も平均59%まで回復を果たしました。また、ハワイ州におけるホテルの1泊あたりの宿泊料(平均)は2019年よりも11%増加したことも事実です。レンタカーの高騰やホテルの稼働率アップ、宿泊料金のアップなど、ハワイの観光マーケットに変化が起きています。ハワイのビジネス界の予想では、今後もホテルの稼働率は回復し続ける見込みで、ホテルの値段の推移からも目が離せません。
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