東急ホテルズグループのマウナラニ・ベイ売却ニュース

直行便が復活したハワイ島でのホテル関連ニュースです。
ハワイ島コハラ・コーストの高級リゾート『マウナラニ・ベイ』ホテルが今月11日に売却されました。
1 東急グループのホテル売却
カリフォルニアに拠点を置く不動産会社プロスペクトヒル・グループの『DHL マヒ・アソシエーツ』が、東急ホテルズグループの『マウナラニ・リゾート Inc.』から同ホテルを買収したことが13日に発表されました。売却価格などの詳細は明らかにされていませんが、7月中には所有権移転の手続きが完了する予定だと、ホテルの総支配人であるロドニー・イトウ氏がプレスリリースに答えています。
買収されたのは、1983年に設立されたマウナラニ・ベイ・ホテル&バンガローズとフランシス・H・アイ・ブラウン・ゴルフコース、および周辺の未開発の土地や施設などです。
イトウ氏によると、もともと12㎢以上あったリゾートの土地の多くは既に個人や開発業者に売却されており、今回の買収に含まれる土地の正確な面積は知らされていないとのことです。
既存の予約の優先はもちろんのこと、ホテルとゴルフ場の経営は今までと変わりなくスムーズに引き継がれ、およそ500人に及ぶ従業員も新しいオーナーのもとで再雇用される予定です。
2 東急の五島昇氏の意志を受け継ぐ
プロスペクトヒル・グループのグレゴリー・ハートマン代表は次のように語ったそうです。「創設者である東急の五島昇氏の壮大なビジョンを引き継ぎ、このかけがえなく美しいリゾートの発展を続けていくことを誇りに思います。」
「五島会長と『最後のアリイ(王族)』と称されたフランシス・H・アイ・ブラウン氏、そしてマウナラニを築き上げたお二人の伝説に残る友情に感謝します。マウナラニという遺産を後世に伝えるために今後もこの特別な場所を維持し保護していくことに尽力します。」
プロスペクトヒル・グループはハワイ諸島のリゾート開発に実績があり、2015年にはオアフ島ワイキキの『クイーン・カピオラニ・ホテル』を買収しています。同じくハワイ島のリゾート『クキオ』や、フォーシーズンズの『フアラライ・リゾート』の経験を活かした伝統的な高級リゾート開発を継承すると宣言しています。
3 新たなコンドミニアムが開発される可能性?
オーナー交代により再投資が行われ、マウナラニのさらなる進展が見込めるだけでなく、リゾート地としての価値が向上し、コハラ・コースト全体の発展の引き金になるとも考えられます。
スターアドバタイザー紙のアリソン・シェーファー氏によると、ホスピタリティー・アドヴァイザー社のジョセフ・トーイ社長の見解では、この買収には未開発の土地も含まれているため、客室や既存の設備の拡大にとどまらず、新しいコンドミニアムの建設なども予測されるということです。
ハワイ島では、オアフと異なり規模の大きな開発が行われています。また、高級路線のプロジェクトが多く多くのアメリカ人を魅了しています。ワイキキとは一味違ったハワイを満喫されたい方は、是非ハワイ島がお薦めです。特にゴルフ付きの方は、ハワイ島でのプレーをお勧め致します。
くじら倶楽部
中山孝志