多くのかたがご存知のとおり、ラハイナの山火事による影響で、ラハイナ、カアナパリといった西マウイは閉鎖しています。マウイ西部以外への観光客の来訪は歓迎していますが、ラハイナの火事の影響により、マウイへの渡航者が急激に減っており、経済へ与える影響は大きいです。

マウイへの渡航人数が激減

実際にマウイへの渡航者人数を調べてみました。昨年に比べて3割しかマウイへ渡航していないことが分かりました。2022年8月は毎日6,000人から7,000人がマウイ島に到着していましたが、2023年8月現在は毎日2,000人前後しか到着していません。実に以前の1/3の渡航者人数です。

西マウイ以外は観光客を歓迎

ハワイ州の観光局はキヘイやワイレアなど、そのほかのマウイの観光地は観光客を歓迎していることを強調。マウイ島の経済の約7割が観光関連のビジネスです。ラハイナの復興は時間がかかるものと思われますが、マウイにより多くの観光客に来てもらうことで、マウイ経済の回復を促すことができるのではと考えます。

ヒルトン・マウイ・ベイ・ヴィラも空室あり

弊社はタイムシェアのリセール物件を扱っているので、マウイ島にあるヒルトン・グランド・バケーションズのタイムシェアについて、調べてみたところ、空室が多い状態です（2023年8月31日現在）。

オープンしている棟が増えたこともありますが、マウイへの渡航者減少による影響と思われます。マウイ島の経済をサポートする手段として、ぜひマウイ島キヘイに滞在することも視野に入れてみていただけたらと思います。