マーケット速報:タイムシェアリセールの動向
2021年2月現在の状況ですが、2020年よりもタイムシェア購入希望者が増えている状況です。コロナ後、リセール市場が止まることはありませんでしたが、直近1ヶ月から2ヶ月ほど、市場が非常に活発になってきている傾向にあります。今回は、タイムシェアリセール市場と最近の動向について詳しくお伝えしたいと思います。
ハワイにおける観光マーケットの最近の動向
2020年3月からの新型コロナの影響は、ハワイの観光マーケットに大きな打撃を及ぼしました。日本からハワイへの渡航者は著しく減り、ゼロの日が何週間も続く状況でした。2021年2月現在、日本からの渡航者は毎日100人から300人です。約700人到着する日もありましたが、まだまだ回復とは言えない状況です。
一方で、アメリカ本土からの渡航者は日本からの渡航よりも復活している様子です。2020年4月と5月は一日の到着人数が1,000人を切っていましたが、2020年10月から徐々に増え、2021年2月現在では毎日4,000人の渡航者がハワイへ入って来ています。
購入するなら今がタイミングです
2021年2月現在、購入希望者が以前よりも増えているものの、タイムシェアのリセール物件の売買価格は下がったままです。売り急いでいる売主様も中にはいらっしゃり、コロナ前は直販価格の40%から50%の価格でしたが、現在は直販価格の20%から40%ほどになっています。
タイムシェアのリセール市場の動向
第一先取り特権を行使していない間は今までにない価格で購入可能
タイムシェア開発会社が所有する「第一先取り特権」を行使していない傾向にあります。つまり、従来ヒルトン及びマリオットであれば正規価格の3分の1以下、ディズニーのアウラニに関しては半額以下では買うことが出来なかった状態から、安くても一般購入者が安い価格でタイムシェアを購入できるようになっているということです。現に、アメリカのタイムシェアリセール市場では第一先取り特権を行使していないために、マリオットやディズニーのタイムシェアの売買が非常に活発です。
2021年2月23日現在の第一先取り特権の行使について
・ヒルトンは行使していない
・アウラニは行使していない
・マリオットは一部の物件において行使をしている様子
・ウィンダムは行使していない
ご注意:現在は基本的に第一先取特権を行使していない様子ですが、いつ、行使が再開されてもおかしくない状況にあります。
売却をお考えの方へ
売却をお考えの方は、買い手市場の現状において、可能であれば焦らずじっくりマーケットの回復を待つのも良いかと思います。市場規模が小さいため、観光マーケットが回復すればリセール市場の価格上昇も早いと予想しています。マーケットの回復のタイミングはワクチンの広がりとコロナの収束との兼ね合いになるかと思います。売却、購入のご相談もお気軽にご連絡ください。
希望価格でのお申し込み
タイムシェアのリセールは、一般の不動産売買と同じルールで取引が行われます。「オファー」と呼ばれる希望価格で申し込みを入れることも可能です。
アメリカ市場からの購入も可能
弊社の物件リストにはない物件をお探しの場合等、米本土の市場で売出しされている物件にお申し込みを入れることが可能です。アメリカでは買主の仲介手数料負担はありませんので、当社をご利用いただいても購入費用が高くなることはありません。また、業者選定や在庫確認含め、買い付けのエージェントとして当社をご活用ください。購入手数料が変わらないわけですから、ぜひ当社を賢くご利用頂ければと思います。
ご相談はくじら俱楽部へ
こちらの記事で申し上げました通り、タイムシェアを買うタイミングは、第一先取特権を行使していない今が最適かと思います。特にヒルトンの取扱件数は全米でもトップの実績を持ち、過去の実績から得た様々なノウハウを蓄積しております。ぜひ一度くじら俱楽部へご相談ください。