タイムシェアのお部屋は5〜6年おきにリニューアル <ラグーンタワー編>
今回はヒルトンのタイムシェアの購入を検討している方向けに、タイムシェアのお部屋がどのように改装工事や家具がリニューアルされ、管理維持されているか詳しくご紹介したいと思います。ヒルトンのタイムシェアは、ヒルトンの方針により5−6年に一度内装工事や家具のリニューアルが行われます。こちらの記事ではラグーンタワーのリニューアルの様子を交えて、どのような形でお部屋が定期的に維持されているか、資金のやりくり、改装の種類等を詳しくお伝えしたいと思います。
ヒルトンは定期的に改装や家具のリニューアルを行います
ヒルトンのタイムシェアを所有すると、管理費の支払い義務が発生します。毎年物件をお持ちの場合には毎年管理費を支払うことになります。隔年の場合には利用年のみの支払いです。たとえば、偶数年を所有の場合は偶数年に管理費を支払います。
管理費には以下3種類コストが含まれています。
1. 物件の基本的な維持費用(水道光熱費、設備、清掃、人件費、保険など)
2. 積立金(改装、家具・家電などの準備金)
3. 緊急用資金(災害や緊急時の備え)
「2.積立金」の中に、お部屋や共有部分の改装費用、家具や家電の購入費用が含まれています。管理費の一部(積立金)をお部屋や共有部分のリニューアルに充てています。こうして、タイムシェアオーナーは常に綺麗なお部屋が約束されているのです。
ヒルトンのリニューアルには2種類あります(小規模リニューアルと大規模改装)
ヒルトンのリニューアルには小規模リニューアルと大規模改装の2種類あります。新しく建設されたタイムシェアは小規模リニューアルは何回か続き、建てつけが古くなったら大型改修が行われます。また、大型改修のあとには小規模のリニューアルが行われます。
小規模のリニューアル
小規模と言っても、カーペットの取り替え、時にはキッチンの取り替え、カーテンや家具/家電等の入れ替えなどです。
大型改修
大型改修はフローリングやカーペットの取り替え、ベッドの取り替え、ペンキ、備え付け家具やキャビネットの取り替え工事などです。
ラグーンタワーの最近のリニューアルと今後の改装予定
ラグーンタワーは1967年に建設された建物ですが、2000年に大型改修が行われ、タイムシェアとしての運用がスタートしました。そのラグーンタワーの最近の改装はというと、2015年から2016年にかけて小規模のリニューアルが行われました。ソファベッド、カーペット、キッチンの取り替え、家具のリニューアルが中心でした。ラグーンタワーは今後、2022年に小規模リニューアルが行われる予定です。
ラグーンタワーのビフォー・アフター(改修前と改修後)
2015年から2016年にかけてお壊れた小規模のリニューアルによる、どの程度ラグーンタワーが変化したか、ビフォー・アフターの写真をご用意しました。リニューアル前のラグーンタワーは2012年4月に撮影。リニューアル後のラグーンタワーの写真は2019年8月27日撮影です。
【ラグーンタワーのリビング】ビフォーアフター(改修前と改修後)
ご覧の通り、2015年から2016年にかけて行われたラグーンタワーの小規模リニューアルではカーペット、ソファ、コーヒーテーブル、ダイニングテーブル等の家具一式、ランプ、そして絵などが全て新しくなりました。
【ラグーンタワーのベランダ】ビフォーアフター(改修前と改修後)
2015年から2016年にかけて行われたリニューアルで、ベランダの家具の取り替えはなかったようです。
【ラグーンタワーのキッチン】ビフォーアフター(改修前と改修後)
2015年から2016年にかけて行われた小規模リニューアルで、キッチンのキャビネットや家電が新しくなりました。
【ラグーンタワーの寝室】ビフォーアフター(改修前と改修後)
2015年から2016年にかけて行われたラグーンの改装では、寝室のベッド、テレビ台、ベンチ、絵が新しくなりました。
まとめ
こちらの記事ではヒルトンがどのようにタイムシェアのお部屋を定期的にリニューアルして、綺麗に維持しているかを詳しく紹介しました。小規模のリニューアルと大規模の改装工事があり、どうしても時間が経つと古びてきてしまうインテリアを一新してくれることが分かりました。5−6年に一度内装工事や家具のリニューアルを必ず行うヒルトンのポリシーはオーナーにとって嬉しい方針ですね。
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