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ヒルトン・ホテルとヒルトン・グランド・バケーションズ(HGV)の関係とその違い

ヒルトン・ホテルとヒルトン・グランド・バケーションズ(HGV)の関係とその違い

こちらの記事ではヒルトン・ホテルとヒルトン・グランド・バケーションズ(HGV)の関係とその違いについてご説明したいと思います。

ヒルトン・グランド・バケーションズ(HGV)について

まずはヒルトン・グランド・バケーションズ(HGV)についてです。1992年にヒルトン・グループ内で設立した、フロリダに本社がある会社です。イメージとしてはヒルトンホテルグループのリゾート事業会社という位置づけでお考えいただけると分かりやすいと思います。25周年を迎えた2017年1月にはヒルトン・グループから独立し、ニューヨーク証券取引所へと上場。

HGVはタイムシェアリゾートの開発、お部屋の販売、そして運営を行っています。場所はハワイやフロリダ、ラスベガス、そして日本、ニューヨークなど、世界の主要都市を中心にタイムシェアリゾートを展開しています。2023年8月現在、世界に520,000人のHGVオーナー様がいらっしゃいます。そのうち、70,000組の日本人オーナーがいます。

ヒルトンホテルについて

ヒルトンホテルは1919年にアメリカで設立された歴史のある会社です。バージニア州に本社を置いています。2023年現在、584ものヒルトンホテルを展開しています。日本を始め、アメリカ、ヨーロッパやアジアなど、世界中にヒルトンホテルがあります。

HGVとヒルトンホテルの違い

●HGVのタイムシェアはヒルトンホテルが運営するホテルのお部屋とは全く別のものです。泊まるお部屋そのものも、システムも違います。タイムシェアは1年を52週の分けて、1週間分を所有する不動産所有権を利用した共有性リゾートクラブですが、ヒルトンホテルにはこのシステムがありません。

●ヒルトンホテルはコンパクトな「ホテル・ルーム」です。タイムシェアの部屋はホテルと比べると、広々とした間取りです。リビングとキッチン付きの間取りで、スタジオや3LDKもありますが、1LDKと2LDKが中心です。

HGVとヒルトンホテルの関係

ヒルトンホテルとHGVは法人格は別ですが、ヒルトン・グループとして連携を行なっています。その結果、以下のようなポイントの変換やヒルトンホテルの会員ステータスの付与が実現しています。

●HGVのオーナー様はHGVポイントをヒルトンホテル(ヒルトンオナーズ )のポイントへの変換。
●HGVのオーナー様は自動的にヒルトン・オナーズ(ホテルの会員クラブ)のシルバー会員に。
●HGVのエリート会員の場合、ヒルトン・オナーズのステータスも自動的にゴールド会員もしくはダイヤモンド会員に。

よく間違えられること

ヒルトンホテルのこともHGVのことも「ヒルトン」と言うことが多いので、よく勘違いが起きることをリストアップしてみました。

「ヒルトンのゴールド会員」
こちらはヒルトンホテルのゴールド会員のことを指します。HGV(タイムシェア)にはゴールド会員というものが存在しません。

「ヒルトンのプラチナ会員」
ゴールド会員と同様で、ヒルトンホテルのことを指しています。HGV(タイムシェア)にはプラチナ会員というものが存在しません。

「HGVのエリート会員」
エリート会員は逆で、HGVにしかない会員ステータスです。

「ヒルトンで無料の朝食」
ヒルトンのタイムシェアで無料の朝食が出ることはありません。通常タイムシェアの物件にはキッチンが付いているためホテルようにレストランを建物内に作りません。「ヒルトンでの無料の朝食」とはヒルトンホテルに滞在した時の特典です。

最後に

今回は混乱しがちなHGV(タイムシェア)とヒルトンホテルの違いと関係についてお伝えしました。

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