ハワイ州、屋外ではマスク着用が不要に
アメリカのCDC(疾病予防管理センター)は「ワクチン接種済みの者はほとんどの場所でマスク無しで行動することを認める」という方針転換を今月13日に発表しました。この発表を受け、ハワイ州のイゲ知事はすぐに記者会見を開き、ハワイ州のマスク着用の継続義務を表明していました。
その後、本日、5月25日の発表では、イゲ知事は屋外で、マスクは着用しなくて良いという、新しいルールを発表しました。ワクチン接種に関係なく、外にいる場合はマスクを着用しなくて良いというものです。適用は本日からです。尚、室内では引き続きマスク着用ルールは継続します。
2021年5月24日現在、ハワイでワクチン接種が完了しているのは人口の約48%です。年齢別のワクチン接種率は75歳以上は90%、65歳から74歳は91% 、50歳から64歳は73%、40歳から49歳は60%、30歳から39歳は48%、18歳から29歳は40%です。
一説によると、免疫を持つ人が70%を超えると集団免疫がつくとされています。ワクチン接種率が増えれば、更なるマスク着用ルールの緩和もあるのではと予測します。