アメリカ、ハワイのホテルやタイムシェア滞在時のチップはいくら?
ハワイでチップを渡すとき、とっさに「いくらあげれば良いのだろう?」と悩んだことはありませんか?こちらの記事では、ハワイのチップの相場、渡すタイミングやチップの用意の仕方について事例を交えてお伝えしたいと思います。
くじら倶楽部はタイムシェア(ヒルトンなど)の中古物件を扱っている不動産会社ですので、タイムシェア利用時に考えられるチップを渡すシチュエーションをご紹介いたします。
アメリカのチップ
アメリカではレストランやホテル、タクシー、美容室、スパ、ツアー、クルーズを利用した時に、サービスへの感謝の気持ちとしてチップを渡します。なぜかというと、食事代、マッサージ代やホテルの宿泊代にサービス料金が含まれていないからです。
チップはスタッフがそのまま受け取ることが多いですが、レストランなどではシステム化されているところも多く、例えばキッチン、ホール、受付のスタッフ全員でチップを分ける企業も多いです。タイムシェア滞在時にベルボーイやハウスキーピングのスタッフさんへ支払うチップは、渡した従業員がそのままもらう形であることが主流です。
ハワイのチップの相場
チップは知らないと恥をかいてしまう可能性もありますので、こちらの記事を参考にチップの慣習を覚えて旅行をしましょう!
タイムシェアでよくあるシチュエーションを相場と合わせてリスト化してみました。
・ベルボーイによる荷物の移動 $2〜$5(荷物の量による)
→フロントからお部屋までの場合 $2〜$5
→同じ建物内でお部屋の移動がある時、室内に荷物を置いておいて、ベルボーイが次の宿泊先へ持っていってくれた時 $2-$3
・ベッドメイキング $10-$20
→基本的にタイムシェアは清掃に入らないので、最終日にまとめてチップをテーブルかカウンターに置きます。日数やお部屋の大きさにより調整しても良いかもしれないですね。
・ベルボーイが届いたデリバリー品をお部屋に持ってきてくれたとき $2〜$3
→アマゾンやUber Eatsなどでデリバリーを受ける時、デリバリーの方はお部屋まで持っていくことができませんので、原則ベルボーイが荷物を引き取り、お部屋に持ってきてくれます。
・シャンプーやコーヒーなどのアメニティをお部屋に持ってきてもらったとき $2〜$3
→フロントや廊下にいるハウスキーピングの方に直接もらいに行った場合は支払う必要がないと思われます。
・お部屋の中にあるはずのものがなかったとき $2〜$3
→例えば、ミキサーがあるはずなのにない時に持ってきてもらった時です
・お部屋の中の設備の使い方がわからなくて呼んだとき $2〜$3
→例えば、テレビの使い方がわからなくて呼んだとき
・バレーパーキング利用時に車を持ってきてもらったとき $3〜
→セルフパーキングの時は不要です
ちょっと大変なことをお願いしたり、対応に時間がかかる内容のサービスの場合には$5-$10など、内容により支払うチップを調整します。
チップを渡すタイミングとチップの用意の仕方
チップを渡す際のコツは「チップを渡すタイミングを事前に考えておいて、すぐ出せる場所にチップを用意しておく」。これに尽きます。
例えば、電話で追加のシャンプーをお願いした場合、ハウスキーピングの方がお部屋に来るまで時間があります。電話を切ったらチップの値段を決めて玄関近くにチップを置いておきましょう。そうすることで、お財布から$1札を取り出す行為をしなくて良いのでスムーズにチップを渡すことができます。
例えば、ウーバーで空港からホテルへ行った場合、ウーバーに乗っている間にチップを考えます。そして、最後に荷物を出してもらう時にサッと出せるようにポケットなどに忍ばせておきましょう。
チップの渡し方
チップを渡す時「Thank you」と言いながら渡しましょう。また、人の手へ直接チップを渡す時はお札をまとめて折り曲げることが多いです。特に周りに人が多いシチュエーションの時にはそうする傾向があります。
$1札は常に持っておきましょう
チップは$1札を基本的に利用します。常に$1札があるようにしておきましょう。日本で両替をする場合$1札をお願いをしておくと良いですね。
ハワイへ到着してから$1札が不足している場合、レストランへ行った際に、「お釣りを$1でもらう」ようお店の方にお願いすることも出来ます。アメリカ現地の方は結構そうしている方が多いように思います。「Can I have my change in one dollar bills, please?」(お釣りを$1札で頂けます?)と伝えてみましょう。
お札を三角に折る方法
余談になります、以前友人がお札を三角に折り曲げてから、相手に渡していたのが印象的でした。ちょっとした小技でチップを渡すという行為がスマートに見えるのだなと学びました。とても簡単なのでこちらでご紹介します。
最後に
いかがでしたでしょうか。こちらの記事ではハワイのチップの相場、チップの渡し方やコツをお伝えしました。アメリカのチップの習慣を覚えた上で旅行をすることで、スムーズに対応できるようになり、スマートなチップの渡し方をマスターできます。次回のハワイ旅行のお役に立てればと思います。