気になるハワイ旅行者数、過去最多のデータ
昨年2016年の旅行者数が発表されました。過去最多となり、今後皆さんに、どのような影響があるか気になるところです。ハワイツーリズム・オーソリティー(HTA)の発表をご案内したいと思います。
1 過去最高を記録したハワイ観光業
昨年2016年のハワイ旅行者数と消費額は、過去最高を記録しました。ハワイに訪れた人の合計は800万人で、消費額は156億ドルを記録し、今年2017年は更に増えると予想しています。ですので、今年も活気ある観光マーケットになると予想されています。
2 日本人旅行者は年間137万人で前年並み
昨年の日本人旅行者は、全体の17%程で137万人でした。前年の2015年と比較すると0.9%減と、若干減少していますが、ほぼ同じと言えます。アメリカ人旅行者は3~4%程増えています。ワイキキを歩いていると日本人の観光客比率はもっと高いように感じますが、ハワイには、ハワイ島、マウイ島なども他島ありますので、全体で見るとアメリカ人旅行者が圧倒的に多い観光地です。
3 中国人は若干減少、韓国人は16%アップ
意外と増えていないのが中国人旅行者です。前年よりも1.4%少なく、一般的なイメージに反し中国人旅行者は増えていません。一方、韓国人旅行者は、18.5%増の年間20万人でした。それでも日本人旅行者の約15%ほどの人数ですので、まだまだ多いとはいえない人数です。
4 皆さんへの影響は?
気になる日本の皆さんへの影響ですが、単純に宿泊レートが今後も上がり続ける可能性があります。ホテル代は需要と供給によって決まりますので、多く人が来れば来るほどホテル代は上がります。現在、ニューヨークでは、ヒルトンやシェラトンと言った高級ホテルチェーンは一泊5万円以上です。近い将来、ハワイのホテル代がそのような金額になるのかもしれません。
5 タイムシェアオーナーは得か?
タイムシェアを購入するメリットの一つは、広く豪華な部屋に経済的に宿泊するということです。家族旅行や親子3世代の旅行であれば、なおさら違いが出てきます。タイムシェアの管理費が値上がりしているという方も多いですが、値上がり率で言うとホテルのほうが高くなる可能性が強いと思われます。そういった意味でも、タイムシェアを賢く活用するアメリカ人、日本人は増えて行くでしょう。
今日、事務所にお越しいただいた東京在住の柳原様も、「タイムシェアの部屋に泊まり慣れたので、もうあの小さいホテルの部屋には戻れない!」とお話されていました。既にオーナーの方々はこのコメントの意味をよくご理解されていると思います。
今のリセール相場でタイムシェアを購入すれば、将来売却する時にもほぼ同じ金額で手放すことが可能です。つまり、年間の管理費代だけで、あの広い1BR(60㎡)や2BR(100㎡)が利用できることになります。
家族でのハワイ旅行は、是非タイムシェアで快適にお過ごし下さい。
くじら倶楽部
中山孝志
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