夏到来!もしもビーチで怪我をしてしまったら?
日差しが強くなってきたここ最近。
ハワイらしい夏がやってきました。
ビーチで過ごす時間がおのずと増えてくるこの時期。
ちょっと気に留めておきたい3つのことをお話しします。
なんでこんなところにいるの? 波打ち際の蜂!
ビーチで遊んでいて思いの外聞くのが“波打ち際で蜂を踏んで刺されてしまった”というもの。
季節の変わり目などに弱った蜂が水を求めてくるのです。
しかし、海に蜂がいるとは思わず慌てる人も多いのが事実。
踏んでしまうということは、刺された箇所は海水に浸ってしまうという事。
チューブ状の蜂の針は、つまんで抜くと中の毒が体内に残ってしまう可能性も。
出来るだけ適切に針をとり、消毒が必須。
近くにいるライフガードに助けを求めるようにしましょう。
ビーチでクラゲ注意のサインが出ていたら水に入るのはやめよう!
一歩間違えると大騒ぎになるのがクラゲ。
大量発生していると、必ずビーチパークにサインが掲げられます。
それでも、「気をつけていれば大丈夫だよね」と遊びを続けるのは絶対やめてください。
水の中で刺されたような衝撃とともに、激痛が走ってしまうクラゲ。
無色透明でフワフワとしたボックス・ジェリーフィッシュや、青い色が綺麗なマノウォー(Man of war)など。
ビーチに打ち上げられたものも毒性は変わりません。
興味半分で手を触れる事のないようにしましょう。
もし刺されてしまったら、真水で洗うのは厳禁。
海水で毒をすすぎ、あとは蜂と同じくライフガードに助けを求めてください。
その際、刺されたクラゲの種類によって対処が変わってきます。
刺したクラゲの色・形を必ず伝えるようにしましょう。
安易に自己流で治療をすませてしまうのではなく、少しでも呼吸の乱れなど発生した場合は病院へ。
岩場で足を切ってしまった場合 、念入りな消毒を!
楽しいタイドプール(潮だまり)。
貝殻を拾ったり、残された魚を見ている時にもしも足を切ってしまったら。
それが岩でも珊瑚でも、速やかに足を洗うようにしてください。
キラキラと透明な水でも、色々な生物の住処。
雑菌やプランクトンがたくさん含まれています。
また、思いがけず傷口が深い事もあるので、中に異物がないか確認を。
自分でとれないものがあったり、痛みが激しい時は必ず病院へ。
感染症を起こしている場合、早めの対処が必要です。
楽しい水遊びだからこそ、 心配を後に残さず楽しい夏にしましょう!