第71回フローラルパレードレポート
先週のワイキキ・ホオラウレアに引き続き、ワイキキで行われたフローラルパレードに行きました。
今年で71回目を迎えるハワイの伝統や文化を後世に伝えるというハワイ最大のパレードです。
毎年テーマがあり、今年は「He Lei Aloha Ke Keiki – Children Are Garland of Love」(子ども達は愛の花輪)です。
午前9時からのパレードのために朝早起きをして家族でワイキキに出発しました。
今回はパレードのスタート地点に近いアラモアナ通りでパレードを見ることにしました。
パレード開始前、周りにいる人が胸にリボンをつけていることに気がつきました。
早速、調べてみました。
お得なイベントリボン
調べてみると、毎年イベント開催が近づくと販売されるリボンで、そのリボンを持っているとイベントの協賛レストランやお店で特別な割引が受けられるとのことでした。
今年は、イリカイにあるシナモンズがアルコール以外15%オフになります。
このリボンは$7でフェスティバルのウェブサイト(http://www.alohafestivals.com/merchandise.htm#sweepstakes)にて購入することが出来ます。
また、抽選でハワイアン航空のマイルやDuke’s Waikikiのギフトカード$50などが当たります。
ハワイ州知事のイゲさんも参加
9時半頃からほら貝の音と供にパレードが開始されました。
2014年からハワイ州知事を務めるデービッド・イゲさんが登場しました。
また、今年開催された14歳以下の野球の世界大会で優勝したハワイ州の代表チーム「ハワイ・サンダー」の選手達もパレードに参加していました。
ちなみに、彼らは大会中6試合全勝し、大会通算得点51点、失点はなんとたった4点でした。
子どものフラチーム。
炎天下の中、歩きながらのフラは大変ですが、笑顔で踊っています。
2階建てのワイキキトロリーは、ハワイ・ユース・オペラ・コーラスの少年・少女を乗せて進みます。
必見のロイヤルコート
毎年、文化大使として、ロイヤルコート(キング、クィーン、プリンス、プリンセス)がパレードに登場します。
このロイヤルコートは本物のハワイの王族ではなく、フェスティバルのために一般の方の中から選ばれています。
ただし、ハワイアンを祖先とし、ハワイの伝統・文化や、ハワイ語に精通した者の中から選ばれます。
ハワイの伝統的な王族の衣装を着て、威厳のある雰囲気で、鳥肌が立ちました。
パレードを見に来たハワイアンの方達は、ロイヤルコートを乗せたトラックが来ると、先ほどまで座って談笑していたのですが、静かに立ち上がり、じっとロイヤルコートを見つめながら胸に手を当てている人もいました。
プリンセスは、各島ごとに選出され、馬に乗りながら登場します。
それぞれの島で色が分かれています。
ハワイ島のプリンセスは、赤色。
馬も赤色を中心とした花で綺麗に飾られています。
オアフ島は、黄色です。
オアフ島のプリンセスの後になぜかミニチュアのアロハタワー。
ロイヤルコート以外に、ブラスバンドや、協賛会社が参加していました。
当日は、青空広がる快晴で木陰からパレードを見ているには快適でしたが、パレードに出ている人たちは炎天下の中、本当に大変だったと思います。
約2時間のパレードはハワイの人達の誇りが凝縮されていると感じました。
来年も家族で観に行きたいと思います。
Aloha Festival ウェブサイト
http://www.alohafestivals.com/