アメリカ人が好むマウイ島のビーチタウン
以前から日本の方とアメリカ人とでは、好むビーチや街が異なります。今回はアメリカ人に人気があるビーチの紹介です。
1.マウイ島のラハイナとキヘイ
パーソナルファイナンスのウェブサイト「WalletHub」が発表した「アメリカで住みたいビーチタウン」のトップ20に、マウイ島の二つのビーチが選ばれました。
アメリカの227のビーチタウンを、住みやすさと快適さ、住宅の入手しやすさなどを示す49の指標に照らし合わせた厳密な比較の結果、マウイ島西海岸の「ラハイナ」と「キヘイ」がそれぞれ全米11番目と13番目にランクインしました。
2.オアフ島では、カポレイやカイルアが人気
ハワイからは他に、オアフ島の「カポレイ」、マウイ島の「ワイルク」、オアフ島の「エヴァビーチ」「カイルア」「カネオヘ」「ワイアナ」、ハワイ島の「ヒロ」が選ばれています。
一位、二位はともにフロリダの「ネイプルズ」と「キーウェスト」でした。
マウイ島の北西にこぶのように突き出したウェストマウイフォレスト保護区「プウククイ山」の西の麓に位置するラハイナは、カアナパリと並びウェストマウイを代表するビーチタウンです。
19世紀に捕鯨で栄えた歴史的な街で、レトロな街並みにアートギャラリーやレストランが立ち並ぶ観光地でもあります。
3. ウェスティンのタイムシェアがあるカアナパリも人気
ラハイナを西海岸沿いに7キロ半、車で約10分北上すると、ウェスティンのタイムシェアリゾートのあるカアナパリです。
キヘイは、ラハイナを西海岸に沿って車で30分強、およそ35キロ南下した位置にあります。地図で見るとマウイ島の頭のように見えるウェストマウイフォレスト保護区からは少し離れて、同じ西海岸でもサウスウェストマウイと呼ばれる地域になります。
ラナイ島や小さな三日月形の無人島、モロキニ島が見渡せる砂浜の海岸がおよそ10キロ続き、サーフィンやスノーケリングにも人気のビーチです。
キヘイをさらに16キロ半南下した西海岸の南端付近に、ビッグビーチの名で知られるマケーナ州立公園があります。現在このマケーナの地域で、47エーカー(約19万㎡)の土地に約397億円を投資した、134戸の住宅と商業用スペースやゴルフ場を含む大規模なリゾートの開発が準備段階にあります。
アメリカ国内でも人気が再認識されるなか、マウイ島でのリゾート開発も進行してきているようです。
ワイキキとは違った雰囲気を楽しみたい方には、ぜひお勧めです。マウイやハワイ島などオアフ島とは違った味わいがありますので、ぜひ、一度お試し頂ければと思います。