ホリデイ・イン・エクスプレス・ホノルル-ワイキキ

米本土では、タイムシェアビジネスも手がけるホリデイ・イングループが、ワイキキでホテルを増やしました。
ワイキキ、クヒオ通りに位置した、かつてのマイレ・スカイ・コートが「ホリデイ・イン・エクスプレス」に生まれ変わってオープンしましたというニュースです。

1. 2件目のホリデイ・イン・エクスプレス
44階建て全596室の「ホリデイ・イン・エクスプレス・ホノルル-ワイキキ」は、ハワイ島のカイルア・コナに次いでハワイでは2軒目、オアフでは初のホリデイ・イン・エクスプレスです。
手頃な価格の高級ホテルとして親しまれ、世界中に約2500施設を展開する同ホテルの中でも、全米では最大、中国の長白山に次いで世界で2番目に大きい施設となります。
1991年に誕生した同ホテルの発展は目覚ましく、現在では週に2軒の勢いで新しいホテルが追加されているそうです。

2. オーナーはカリフォルニアの会社
「ホリデイ・イン・エクスプレス・ホノルル-ワイキキ」はカリフォルニアを拠点とする「クリアビューホテル・キャピタルLLC」が2015年に7600万ドルで購入し、3000万ドルを投入して2月にホテル名変更と改装を完了しました。
クリアビューホテル・キャピタルのハワイにおけるホテル事業はこれが初めてで、代表のジョン・クライン氏は「クヒオ通り周辺の高級化にともない、マーケットもコミュニティーも素晴らしい場所に投資する良い機会だと考えたそうです。『ホリデイ・イン・エクスプレス』のブランド名で価値を上げる以前に、施設にかなりの投資をしています。

3. 運営はアクア・アストンで従業員も増員
ホテルの運営管理は「アクア・アストン・ホスピタリティ 」(アクアホテルズ&リゾーツ) が行い、従業員の数は、マイレ・スカイ・コート時の80人から120人へと増員されました。
モダンな客室には、薄型テレビ、小型冷蔵庫、WIFI、カプセルコーヒー、電子レンジ、大きめのバスルームなどが、コンパクトなスペースに完備され、階下のラウンジでの温かい朝食のバイキングも無料です。
5階のデッキにはプール、ジェットバス、ミニチュアゴルフ、そして卓球、テーブルサッカー、ビリヤード、シャフルボード、Wiiゲーム機や巨大なチェスセット等のあるゲームルームのほか、フィットネスセンターもあります。
また、パラセーリング、ジップライン、サンセットクルーズ、ハワイ伝統の食事とエンターテイメントのルアウ、パールハーバーツアー等をホテルのデスクで申し込むと50ドルの割引が受けられます。
ワイキキビーチまで徒歩数分の 3ブロックで、レストランやショップに囲まれており、ハワイコンベンションセンターまでも車ですぐというロケーションは観光はもちろんビジネスにも便利で、1泊 $139からという値段も魅力的だとPRしています。
クヒオ通り沿いの開発が進んでいます。インターナショナルマーケットプレイス周辺も含め、久しぶりにハワイにお越しの方には、新しいお店も増えていますので楽しみにしていて下さい。
くじら倶楽部
中山孝志