ピクチャーブライド
どーも、くじら倶楽部 古田です。
ヒルトンのタイムシェアに宿泊すると1日2枚DVDを借りることができ、1階にあるDVDの自販機で好きなDVDを借りることできます。先月はハワイ島のベイクラブと、オアフ島のラグーンタワーに宿泊して、どちらも時間がなかったのでDVDを借りることはできませんでしたが、実は私は大の映画好きなんです。
暇さえあれば映画を見ているのですが、今回は皆さんに是非、ハワイの歴史を知っていただきたくためにもおススメしたい映画を紹介したいと思います。
「ピクチャーブライド」という映画をご存知でしょうか?
古い映画ですし、直接タイムシェアにはまったく関係ないですが、ハワイを好きなみなさんにもぜひ日本とハワイを知る上でも見ていただきたい映画です。
ピクチャーブライド
まずこの映画のタイトルについて。「ピクチャーブライド」とは写真だけを頼りに日本からはるばるハワイにいる男性のところに嫁ぐことです。
物語の舞台は1920年代のハワイ。会ったこともなければ、話したこともない男性のところにお嫁に行くために船に乗ってはるばる日本からハワイに嫁ぐなんて現在では考えられないお話ですが、この映画、実話ではないものの、当時実際によくあった話をもとに作られています。
この物語を語る上で重要なのが1868年から始まった日本人のハワイ移住です。当時ハワイで大量に生産されていたサトウキビの畑や砂糖工場で働くために多くの日本人がハワイへ移住しました。
彼らは様々な思いからハワイへ渡りましたが、劣悪で過酷な労働環境で仕事に従事していました。そんな彼らの元に日本から写真だけを頼りに嫁ぐ女性は実際に多くいたようです。
日本とハワイのかかわり
映画の内容はいろいろなサイトで紹介されていますし、実際に映画を見ていただきたいので、ここでは書きませんが、今、ハワイに観光に来て、楽しく過ごすことができるのも、私のようにハワイに住み仕事ができているのも、100年以上前にハワイに渡った日本人がいて、彼らがこの地で生活の基盤を作り、日本の文化をこの地で広めていただいたおかげで私たち日本人にとってなじみのある過ごしやすい場所になっているといっても過言ではないです。
そして、日本の歴史を調べてみると意外とハワイと接点が多いのに驚きます。
幕末に鎖国から開国に向けて活躍したジョン万次郎は14歳の時に漁に出ていた際に嵐に遭い、その時に助けられた船に乗ってハワイに訪れていますし、カラカウア王と明治天皇のお話も有名です。
大好きなハワイを少し変わった視点から見てみるのも非常に興味深く、面白いので、是非、皆さんも日本とハワイのかかわりについて調べてみてはいかがですか?
本日はここまでです。
Mahalo-!