タイムシェアを買う方に読んでいただきたい手放すときのこと
今回はタイムシェアをこれから買う方に読んで頂きたい、タイムシェアが将来不要になって、手放すときのお話です。購入して使い終わったら、タイムシェアを手放すことになりますが、その時に「売却ができるか」、「いくらで売却ができるか」等、疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
そこで、こちらの記事では将来売却する際のお話をお伝えしたいと思います。
売却ができるか?
リセールの相場は、その時の経済状況、円とドルの為替レート、リゾート会社が第一先取特権を行使するかなど、需要と共有の関係で都度上下します。一般的には2023年はコロナの影響を受けてタイムシェアリセール相場は底値と言っても良いほどの市場です。
現在の購入相場であれば、将来的にも、よほど大きな経済変動などが起きなければ、同額前後で売却が出来るとお考えになっても良いと思われます。ただし、2023年6月現在、10,000ポイント以下のヒルトン物件は取引数が非常に少ない状況です。
将来の相場はお約束できませんが、現在の相場が過去においてリゾート会社が行使していた「第一先取特権の価格」よりも低い場合が多いので、今後観光マーケットの回復に伴い相場も上向きになると期待しています。
また、物件は譲渡という形で家族や友人知人に譲ることも可能であり、当社の関連会社でその「名義変更サービス」をサポートしています。
リセールで買えば、売却時の損を最小限に抑えられます
直販で買ってリセール市場で売却すると、値段が大きく落ちてしまいます。リゾート会社や物件タイプにもよりますが、リセール物件の相場は直販価格の1/2〜1/3ほどのお値段です。リセールでタイムシェアを買えば、売却をする時は直販で買った時ほど値段の差が出ません。
具体的にお伝えした方が分かりやすいかと思います。「グランドアイランダー 1BR マウンテンビュー 毎年 プラチナ 11,510ポイント」を購入して、売却した場合のシミュレーションをします。
ヒルトンから直接購入して、将来リセール市場で売却
ヒルトンからの価格価格:$53,000
将来、リセール市場で$14,000で売却できた場合で、経費が$5,000かかったとします。
その場合、手取りが$9,000になります。よって、購入価格と売却後の手取り額の差が「マイナス$44,000」になります。
リセール市場から購入して、将来またリセール市場で売却
リセール市場での購入:$18,000(諸経費)
将来、リセール市場で$14,000で売却できた場合で、経費が$5,000かかったとします。
その場合、手取りが$9,000になります。よって、購入価格と売却後の手取り額の差が「マイナス$9,000」になります。
(ご注意!!)ご成約する物件価格は暫定的な金額ですので、ご了承ください。また、かかる経費は、名義人の人数や名義形態、サービス費用により変動しますので、目安としてご覧ください。
出来るだけ多く使ってから売却しましょう
タイムシェアは使えば使うほどお得になります。皆さんには出来るだけ長く、たくさん使っていただければと思います。タイムシェアは直販価格で購入しても、10年ほど使えば元が取れると言われています。
リセール価格が正規販売価格の1/3ないしそれ以下だとすると、3~4回利用すれば元が取れる計算が成り立ちます。タイムシェアの性質上、使えば使うほど経済的にお得な状況になりますので、できるだけ長く使っていただければと思っています。
5年利用して直ぐに売却した人がいましたが、経済的な視点で考えると出来るだけ早い段階でタイムシェアリセールで購入し、できるだけ長く使うことがベストと言えます。次回ハワイに行ってから検討するとお考えの方は、その分のホテル代を是非購入代金に充当するとより効果的かもしれません。
ヒルトンのタイムシェアを半額以下で購入できるのをご存知ですか?
くじら倶楽部はハワイのタイムシェア・リセール物件に特化した不動産会社です。タイムシェアの「リセール」とは、誰かが所有している物件を購入するということですが、同じタイムシェアをリゾートより直接購入した方達とほぼ同じ権利を持ちます。使う部屋も直接購入の方達と全く同じものです。