ディズニー・バケーション・クラブ アウラニ いよいよこの夏に!(1)
ディズニーのハワイモデルルーム見学はディズニーブランド力を確認できる販売説明会!
(建設中のアウラニ 4月末に撮影)
日本はゴールデンウイーク期間中ですね。今回は、ハワイ今年最大の話題としてとりあげられてもいい、ディズニー・バケーション・クラブ アウラニ・リゾートのオープンに伴い、リゾート会社の新規販売を経て10年以上タイムシェア業界に携わっている業界第一人者として、このディズニー社のタイムシェアの考察と評価をしてみたいと思います。(ちょっと長くなるので、数回にわたります。)
簡単に結論を言いますと、「業界は進化し続けている」 そして、
「ディズニー社の成功の秘訣」が、コオリナに建設中のタイムシェアプロジェクトに現れていると言えます。
このゴールデンウィークや夏休みなどにハワイにお越しの方は、是非アウラニの説明会・モデルルーム見学会にご参加されることをお勧めします。特に、既にタイムシェアをお持ちの方には、「業界が進化し続けている」という理由が十分に理解できるかと思います。
では、ここから開発業者の方針や戦略を把握している業界のプロとしての考察です。
いくつかのポイントがありますが、今回は大きく2つのポイントに関してご説明します。
一つが50年という期間限定の利用権であること。そして、もう一つが、顧客満足度向上を徹底していることです。
ヒルトン、マリオット、スターウッドという従来のアメリカ大手ホテルチェーンのタイムシェア会社は、ハワイでいう、Fee Simple(フィー・シンプル)という、土地付き所有権であることを強調して販売しています。共同所有の不動産権ですが、資産価値があるという見方です。
但し、この商品開発の手法には一つ不明確な点があります。
それは、50年100年後、建物はどのようになっているのか?メンテナンスしながら何年使えるのか?という問いに、明確に答えがない点です。
リゾート会社に勤務していた時に、開発担当の役員に次のような質問したことがあります。
「何十年か後に建物がメンテナンスできなくなり、老朽化と共に躯体にも影響が出てくる築年数になった場合の対処方法はあるか?」
応えは、「オーナー組合で取り決められたオーナーのある一定数以上の議決を取り、更地にして残った土地を売却する。その土地代を権利書に記載されている持ち分比率の%に応じて返却する」というものでした。
当時は随分と納得した気分になりました。なぜなら、ハワイのワイキキに建つコンドミニアムでも、築年数が30年、40年経っていても値段が下がっていないことです。ご存知の方も多いかと思いますが、ハワイでの築年数はほとんど不動産の価格に影響しません。
更に、米本土では、100年以上使われている高層ビルやホテルが沢山あります。メンテナンスを継続して行えば長期にわたって存続可能と納得していました。
これに対し、ディズニーのタイムシェアは50年権利という制限がはじめからあります。
ディズニーのタイムシェアが50年の権利にしている理由は次のとおりであると説明を受けました。
(次回へつづく・・・)
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