ハワイの別荘 コンドミニアム VS タイムシェア
今回は、ハワイのコンドミニアムとタイムシェア、それぞれの長所と短所を交えて考えてみます。
夢の別荘ハワイ!
いつか別荘をハワイで持ちたいと考える人は昔から多いものです。ただし、ハワイの不動産は日本の不動産と比較しても決して安価ではなく、希望の物件が予算内で買うことができずに断念した人も多いのが現実です。世界中で一番有名なリゾート地、そして、年代ごとにハワイ不動産への投資先を分析すると、景気の良い国からの投資が行われるのが特徴です。
自分だけの別荘
別荘の長所(メリット)
・戸建てやコンドミニアムなど、別荘の長所としては、言うまでもなく、いつでも好きな時に使えるという点です。
・また、自分の好みの内装や家具を揃えることもできます。自分らしいカスタマイズもできるでしょう。ゴルフバックやお気に入りの食器を揃えてリゾートライフを更に快適にするのも、ハワイ別荘オーナーの楽しみです。
別荘の短所(デメリット)
・戸建てやコンドミニアムを別荘として持つ場合、購入費が高いので、高額な初期投資費用がかかります。
・戸建てやコンドミニアムを所有しますと、物件の管理(修繕・修理など)をご自身で行うことになります。あくまでも別荘なので、そこに常時住んでいるわけではないとなると、不在時の管理も必要です。修理などは英語での対応が必要になります。
・また、コンドミニアムやタウンハウスの場合、毎月の維持費がかかります。常に利用していなくても、1LDKは年間100万円前後、2LDKであれば150万円の管理費がかかります。
手が届きやすいタイムシェア
タイムシェアの長所(メリット)
・自分だけの別荘と比べ、金額的にとても現実化しやすいのがタイムシェアの長所です。車一台分ぐらいで購入する事ができます。
・タイムシェアにも年間管理費もありますが、別荘とは比較になりません。
タイムシェアの短所(デメリット)
・タイムシェアの欠点は、共有制という特徴から希望通りの予約が取りにくいこともある、ということです。
その欠点をカバーするために固定週物件があります
固定週は毎年指定された週に自動的に予約が入っている権利です。
日本人のタイムシェア固定週では、年末年始の週や夏休みのお盆を含む週が特に人気です。
具体的な週の例は以下のようになります。
● お正月週 第52週
● クリスマス週 第51週
● お盆 第32週
● 夏休み 第29週から34週
● 春休み 第12・13週
● ゴールデンウィーク 第17・18週
(週カレンダーはこちらのお役立ち資料ページから閲覧ください)
ヒルトンの場合には、その固定週の土曜日~土曜日の1週間で自動予約されます。(ヒルトンでもそのリゾートによっては金曜~金曜など曜日が異なる場合もあります。)
フロート週と比べやや割高になりますが、最近は固定週でも新規の価格の50%前後のものや半額以下のリセールが出てきました。
これは、タイムシェアのリセールが新規販売と異なり、まだまだ知名度が低いために需要と供給の関係で値下がりしていると言えます。
タイムシェアの経済的メリットはいくつかの計算方法がありますが、新規物件の場合は、同じ物件を借りたと計算すると10年くらいで元が取れると一般的に言われます。
リセール物件が半額だとすると5年で元が取れる計算になります。
固定週を購入することで、タイムシェアの予約に関する欠点の問題は解消されます。必要な期間だけ所有し、購入金額も現実的で維持費も必要な分だけとなります。予約に時間をとられるよりは、予約を取らなくても良い固定週が気持ちも楽になります。
また、「固定週はその週のみ」と考える人もいるのですが、決っしてそうではありません。その固定週が都合つかない場合、フロート週のように別な週を予約することも可能であるということを是非おぼえておいてください。(9ヶ月前からのクラブ予約でできます。参照記事)
先日、固定週を売却したいというオーナー様から「十分元を取って楽しませて頂きました!」という、コメントを頂きました。
年一、二回のハワイであれば丸ごとの別荘ではなくても、タイムシェアで十分ハワイを楽しみ短期間で元がとれれば良し!という考えの方が増えてきているように思えます。
少し前まではタイムシェアの言葉もわからない人がいたり、本当の利用方法を知らないがためのネガティブなコメントのみ一人歩きをしていたりというのも見うけられましたが、
最近、タイムシェアのことを本当に理解してリセール購入を考える人が増えつつあるというのは、我々にとっても喜ばしい限りです。
今後も、「正しく使って楽しいバケーションを!」を皆様にお伝えしていきたいと思います。