ハワイ タイムシェア 2010年を振り返って
2010年のハワイ・タイムシェア業界を振り返ってみると、タイムシェアそしてリセール業者も今後の飛躍の兆しが見えた年であったと言えます。
1 春にヒルトンが、ワイキキのヒルトンハワイアンビレッジ内に全室タイムシェアユニットの新館を2棟新たに建設することを発表。今後、開発が進められるということで、ヒルトンのタイムシェアに対する意気込みが感じられました。
2、スターウッドが、現在のシェラトン・プリンセスカイウラニをウエスティンのブランドでタイムシェア化していくことを発表。完成予定は未定ですが、ワイキキもこれにより新しい活気が出てきそうです。
3、ディズニーバケーションクラブは、現在コオリナにタイムシェアアウラニを建設中。来年8月前後のオープンをめざし、さまざまな活動が展開中。夏に東京ディズニーランドの隣接地で販売が開始され、秋にはハワイでの販売も開始されています。その売れ行きはとても順調で、予定を前倒しで完売する可能性が高いといわれています。
これらのうれしいニュースとともに、リセール分野においても、売り買い共に活発化してきており、2010年は本当に良い年となりました。タイムシェアリセール業界への参入も増加し、ますます充実した新年になりそうです。
これらの動きの背景には、タイムシェア利用者またはこれからオーナーになろうとしている方々の、タイムシェアに対する知識レベルの向上が大きな要因になっているということが言えます。
同じ処に宿泊するだけでなく、タイムシェアのポイント制度、交換利用、その他のさまざまな利用方法を上手に活用して、ワンランク上のバケーションを家族や友人と過ごし楽しい想い出をつくることができるタイムシェア。
そんなタイムシェアの魅力が理解浸透されてきている、または実際にその経験をした人たちが増えてきている、ということを強く感じた年でもありました。
日本人向けのタイムシェア売買第一人者として、長年タイムシェアを手がけてきた私にとっても、とても喜ばしいことです。
日本市場におけるタイムシェアは、年々進化していると言えます。
くじら倶楽部は、タイムシェア利用者のための情報発信と、日本語で売却処分したいというお客様の声をもとに、1998年に設立されました。我々も時代とともに進化をして、現在にいたっております。
引き続き、我々のミッションの中の、
「お客様第一」
「タイムシェア業界の発展」
「リゾート会社との共存共栄」
を実現するために、リセール会社のパイオニアとして、努力していく所存です。
皆様のご家族との素晴らしい思い出作り、そして、日常を離れて豪華なバケーションの実現に、少しでも貢献できれば幸いです。
今年1年、ブログをお読みくださいました皆様、そしてくじら倶楽部をご利用くださいました皆様に、心から感謝を申し上げます。
来年も何卒宜しくお願い申し上げます。
くじら倶楽部
藤田ゆたか