タイムシェア ロックオフ 長所は?短所は?
ロックオフユニットについて、前回(4/9/2009)の続きです。
ロックオフユニットを提供しているところは、マリオットやウエスティンがある。
それでは、その長所は?短所は? どんなことがあげられるか?
ロックオフの長所は、プライベートに1ベッドルームずつに分けて使うことができること。
分けて使えば、隔年を持っていても毎年使える事ができ、
毎年の利用タイプを持てば、1年に2回、1週間ずつ使うこともできる。
この様な使用権利はDEED(登記書)に記載されているため、
リゾート側も途中で変えることができない。
短所といえば、リセール物件の場合、ある一部のタイムシェアリゾートでは
ポイントの移行に規制をつけていることだ。
ポイント制についてはDEED(登記書)には記載されてないが故に、
あくまでタイムシェアリゾート側でその時その時の判断で変えることが可能となる。
俗に言う、クラブ制の様なものである。
タイムシェアリゾートは、リセールでの価格の下落を恐れ、
あるリゾートではポイントの移行を認めなかったり、
あるいは、物件の最低価格をタイムシェアリゾート側でキープできるよう、
リゾート側はその価格にマッチした価格で”買いバック”できるオプションを設けている。
これは、リセールで購入したオーナーには随分お得な点でもある。
次回は、この
“最低価格設定(First Right of Refusal)という項目を設けて、
リゾートのブランド名と高級感を守る”
-という 、タイムシェアリゾートの経営方針について話します。