ヒルトンのタイムシェアは何年で元がとれるか?
ずばり、
タイムシェアは、高い買い物であるか?価格相当のものであるか?
皆さん、一度はお考えになったことがあるのではないでしょうか?
今回、簡単にではありますが、わかりやすく実際に数字を使ってみて説明してみたいと思います。
例として、
ヒルトンのラグーンタワー 2LDK オーシャンビュー 8400ポイント 毎年タイプ
の物件で検証してみましょう。
こちらの通常での貸出し相場を、1日8万円としてみます。
1日8万円 x 7日間(毎年の利用権利) = 56万円
56万円相当の利用権利が毎年得られることになります。
実際にはクラブポイントとして、利用権利が入ります。
もし、それを10年または10回使えば、
56万円 X 10年(回)利用 = 560万円 ・・・ですね。
これからもわかるように、
新規のタイムシェアを買ってもざっと10年(または10回)使えば元が取れる計算になります。
割安のリセール物件であれば、その3割~5割ほど短い期間で元が取れることになります。
さて、もっと賢く活用したケースでの検証です。
平日は週末に比べ、ポイント数が少なくなっています。
ここのところを活用して、同じ一年分のポイント数を、平日を中心とした利用の4泊と5泊の2回に分けて利用するというもの。
すると、以下のような計算が成り立ちます。
例)
ヒルトンのラグーンタワー 2LDK オーシャンビュー 8400ポイント
(8400ポイントの日割り配分)
月 840 ポイント
火 840 ポイント
水 840 ポイント
木 840 ポイント
金 1680 ポイント
土 1680 ポイント
日 1680 ポイント 7日間の合計・・・8400ポイント
ご覧のように、平日は全体の1/10ポイントで宿泊でき、金・土・日の週末は、平日の2倍のポイント数となっています。
これをうまく活用すると、以下のような利用も可能です。
●利用タイプA
月火水木 ・・・・・840x4=3360ポイント 4泊6日のハワイ旅行
●利用タイプB
月火水木金 ・・(840x4)+1680=5040ポイント 5泊7日のハワイ旅行
(タイプA+タイプB=8400ポイント)
このように、ハワイ旅行が年2回でき、それも合計9泊分の利用が可能となるわけです。
9泊 x 8万円=72万円相当の宿泊権利になります。
このような賢い利用法では、更に元がとれる時期も短くなります。
例えば、リセール物件を300万円で購入すれば、
300万円÷72万円=約4回で元がとれることになります。
たしかに年間管理費などもありますが、長い目で見て高い宿泊代のことやタイムシェアの使い方の多様性(ハワイ以外のリゾートやホテルへの交換など)を考えるとタイムシェアはとても使えるものであると思います。
またタイムシェアは、子どもや孫の代まで残せますし、元を取った後、その時のリセール相場で売却もできます。
元を取る以前に売却を考えた場合でも、リセールオーナーは、元々の購入価格が低いため、手放す際にも値下がり率が少なくなり、それだけ安全な買い方であるという見方もできると思います。
さて、タイムシェアが高い買い物か?それなりか?それ以上の価値があるか?いかがでしょうか?参考になりましたでしょうか?
かなり具体的な話をしてきましたが、賢くリセール購入や売却をしようとしている方たちの理解に繋がれば幸いです。
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