タイムシェアのリセール相場を決める3つの要員
こんにちわ!
リセール市場の価格がどのように決定されるか良く質問を受けますのでご案內致します。
大きく2つの要因があり、各リゾート会社によりリセールでの再販価格に違いがございます。
その3つの要員が以下の通りです。
1)リゾート会社の「第一先取特権」の行使
2)ドルと円の為替レート
3)リゾート物件の需給関係
1)第一先取特権とは?
アメリカのリゾート会社は、リセールの市場での価格が安く取引される場合、相場の下落を阻止するために市場から優先的にその物件を購入する権利を持っています。
この權利は、リゾート会社が市場で取引される売買手続きにダメ出しを行い物件を購入する權利ですから、予算を確保して行使すると自然に市場から安い物件がなくなる仕組みとなっています。各社の動きは次回のブログで紹介致します。
2)為替とタイムシェアのリセール相場との関係
円とドルの為替相場は、ハワイのタイムシェア市場に大きな影響を与えると言って良いでしょう。円安になるとそれだけ売りたい人の動きが目立ち、売り物件が市場に出やすくなります。また、円高になると「お得感」が出るため、購入者の購入意欲が高まります。
3)リゾート物件そのものの需給関係
更に、何と言ってもリゾート物件の需給関係により、相場が大きく動きます。株式市場や不動産市場と同じように、売れれば価格は上昇します。
売れなければ価格は下がるわけです。やはり、人気のある物件タイプは値が下がりづらいですし、人気のないタイプは長期間売れない売主様が徐々に値下げする動きとなります。
この3つの要員以外にも、ハワイのタイムシェアの価格を決める要員はありますが、その他の要員は別途機会があればご照会したと思います。
次回は、各社の最近の動向を説明したいと思います。