タイムシェアリセール購入で気になる3つのポイント
こんにちわ!
今日お越しくださったお客様は、リセールでの購入に関してかなり不安をお持ちのご様子で、1時間ほど質問攻めに合いました。
かなりネット上でもリサーチをされており、知識をお持ちでしたが、それでも不安!
「ハワイに恋して」で、くじら倶楽部の存在をご存知いただいていたようですが、今回のゴールデンウィーク中のワイキキ滞在で、事務所にお越し頂きました!
1時間ほどの会話でしたが、要約すると質問の内容は以下の3つ。
1) リセールの値段が安すぎるのは何か原因があるはず !?
2) 変な物件を掴まされるので注意すべきと聞いた !?
3) 将来、リセール物件のオーナーは、条件が悪くなり損をする !?
上記の3つの質問に関する回答は以下のとおりとなります。
1) リセールの価格
以前リセール価格が上がらないという記事を書いたことがありますが、リセール物件の価格は需要と供給で決まります。
昨今の円安傾向で、売出し物件が増えたこと、ヒルトンとウィンダムは第一先取特権を現在 (2015年5月) 行使しないため、値段が下がり続けていることが主な原因です。
ちなみに、ディズニーのアウラニは、1ポイント当たり$80以下で売買されると、ディズニー社が第一先取特権を行使して物件を買い取るため、リセール相場がそれ以下に下がりません。
2) 変な物件?
変な物件を掴まされますよ!と言われたそうですが、アメリカの不動産取引はエスクローという第3者機関が日本で言う司法書士の役割を担い、移転登記手続きを監督します。
また権利書に関しての保険証書を発行してくれますので、ほぼ完璧な物件調査が行われます。
管理費等の未払いは全て事前調査で確認され、必要に応じて必ず移転登記前に清算をした上で権利が移転されます。不正や前のオーナーの負債などが引き継がれない仕組みになっていますので安心頂けます。
3) 後々にリセールオーナーの条件が悪くなる!?
これも良く出る話です。アメリカでは、Grand Fatherという権利、いわゆる既得権により、リセール物件を購入したオーナーに、遡って不利な条件を提示するようなことはありません。
先般のディズニーの場合にもそうでした。
デイズニーのタイムシェアをリセール購入したオーナーには、「ホテル交換とクルーズでの利用を制限する」という発表を行い、その期日以降に購入したリセールオーナーは、直接購入と同じ条件での利用ができなくなりました。
但し、それ以前に購入した方は、同じ利用が今現在も可能です。
その時は、駆け込み需要がでるほどで、ディズニーのりセール価格が上昇しました。
各リゾート会社により、直販とリセールの違いがあります。
慌てずに不明な点はきちんと解消してから最終判断を行いましょう!
詳しくはお気軽にお問い合わせください。
くじら倶楽部
中山孝志