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ハワイ観光業界の今

ハワイ観光業界の今

ハワイの観光業界は世界各国と同じように、打撃を受けました。今回は、観光の回復、ハワイ観光業界の問題点などハワイの観光業界のニュースをいくつかピックアップしてお伝えしたいと思います。

春休み以降、アメリカ本土からの渡航者が毎日2万人前後

コロナ直後しばらくハワイの観光業は皆無に等しかったのですが、2021年春休み以降、本土からの渡航者が急増しています。本土からは毎日約2万人の渡航者が到着しています。ピーク時には2万5千人を記録しました。そのほとんどの渡航者が事前検査プログラムを利用しており、10日間の隔離無しでの滞在となっています。

ハワイ現地に住んでいるローカルとして個人的な感想は、ワイキキがすごく賑わっているということです。コロナ直後の誰もいないワイキキの寂しい様子が嘘のようです。ワイキキのビーチも、海水浴を楽しむ旅行客で賑わっています。

レンタカー不足で料金高騰

実は、現在、ハワイの旅行客が悩まされているのはレンタカーです。レンタカーがとにかく不足していて、レンタカー料金が高騰しています。レンタカー屋さんに話を聞いたところ、コロナ後、ハワイのレンタカー屋さんは車を大量に手放したそうです。最近では車が不足しているため、引っ越し用のトラックを借りていく観光客が非常に多いそうです。ノースショアまでトラックで遊びに行く旅行客を想像してしまいましたが、仕方がない状況なのかなと思います。

レストランの当日予約が出来なくなりました

観光業界ではなく、レストランの話になりますが、ハワイでは現在レストランの予約を当日とる事がほぼ出来ません。思い立って食べにいく、ということが出来なくなりました。特に人気レストランは1−2週間前に予約をする必要があります。ハワイ州による着席できる人数制限は解除されたのですが、自主的に席を少なくして営業しているレストランも多いそうです。本土からの渡航者が増加したこと。それから、コロナの感染者数が落ち着いてきているため、ハワイの住民が活発に動いている、ということも背景にあります。

日本からの渡航は帰国時の隔離がネック

ハワイへのアメリカ本土からの渡航者は増えているのですが、日本など他国からのハワイへの入国の回復は見られていません。現在、日本からハワイへ隔離なしで滞在することができますが、日本帰国時の2週間隔離がネックになっています。ハワイと日本の行き来のハードルがまだ高いのが現状です。

実は、弊社代表の中山が最近日本に一時帰国をし、隔離生活を体験しています。日本帰国時の隔離体験レポートはこちらからご確認いただくことができますので、ご興味有る方はご拝読ください。

ハワイのホテルの稼働率は43%(2021年3月統計)

2021年3月のハワイ州のホテルの稼働率は43%でした。2019年のホテルの平均稼働率は81%でしたので、まだまだ回復はしてないことが分かります。専門家によりますと、ハワイの観光業界は予測していたよりも急ピッチで回復しているそうです。2021年はコロナ前の約6割まで回復する見込みです。尚、コオリナにあるマリオットやアウラニはアメリカ人や現地住民に非常に人気で、稼働率が9割を超えることもあると聞いています。

まとめ

ハワイ観光業界は2021年3月以降、本土からの観光マーケットに助けられ、回復に向かっていますが、他国からはまだまだ回復とは言えず、気引き続きコロナの打撃を受けています。世界中の観光業界が一日も早く復興できればと願っています。

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