ハワイのコロナ感染者数減少はワクチンの効果?
2021年1月下旬からハワイにおける新規コロナ感染者数が減っています。この減少はワクチンの効果であるとハワイ州副知事ジョシュ・グリーン氏は述べています。ハワイにおけるコロナのワクチン接種の状況をお伝えし、最近のコロナ感染者数の推移、そしてワクチン接種者の隔離免除に関して解説したいと思います。
ハワイにおけるコロナのワクチン接種状況
ハワイ州副知事で医師でもあるジョシュ・グリーン氏の発表よると、昨日時点で約219,000名のハワイ住民がコロナのワクチンの接種を受けている状況です。ハワイ州の人口の10.8%が接種していることになり、今週、更に約299,000のワクチンを受領する予定だそうです。ハワイのコロナのワクチン接種は2020年12月中旬から開始され、医療従事者やエッセンシャルワーカー(必要不可欠な仕事を担う労働者)や高齢者から優先的に接種をしています。
ハワイにおけるコロナの感染状況とワクチンの効果
2021年2月11日時点で、過去14日間のハワイ州の平均新規感染人数は56名です。新規感染人数は1月下旬までは毎日100名から200名でしたが、2月に入り、急減し50名前後となっています。1月上旬から急減している状況ですが、ハワイ州副知事ジョシュ・グリーン氏によると、これはワクチン接種の効果であると述べています。✳︎現時点でワクチンによる効果で感染者数が減少しているという決定的なデータはありません。
ワクチン接種していればハワイへ旅行できるようになるか?
ジョシュ・グリーン氏はワクチン接種をしていれば、ハワイへの旅行者は自由に行き来できるのでは、と述べています。イゲ知事はワクチン接種の効果に関する確実なデータをもとに決めたいとしています。引き続き、事前検査プログラムにより、陰性証明がないとハワイへ入れないルールは変わらなく、マスクの着用やソーシャルディスタンスも継続する必要があります。
ハワイ在住者としての見解
筆者のハワイ現地在住者としての見解ですが、ワクチン接種を躊躇している人もいれば、ワクチンをしたほうが逆に安心だとする意見もあります。2月に入り、感染者が減少していることを受け、ワクチンの効果に期待が高まっています。