2022年2月24日にヒルトンがポイントを1.6倍に調整をしました。2022年2月24日以前に公開されたブログ記事は原則、旧ポイントでの表記となっておりますこと、ご了承のほどお願い申し上げます。ポイント調整について

ホノルル高架鉄道計画縮小か

ホノルル高架鉄道計画縮小か

ホノルル高架鉄道の計画が、度重なる予算超過のため縮小される可能性がでてきました。

十年来の計画ではアラモアナまで通じる路線に 21の駅を配置する予定でしたが、駅数を減らし、路線もアラモアナではなく、ミドル・ストリートからチャイナタウンの間を終点にするという案です。ホノルル高架鉄道の建設と運営を担う鉄道事業者 HART(ホノルル高速交通公社)が、ホノルル市議会で言明しました。

当初 53億ドルの予算で始められた鉄道建設ですが、現在ほぼ 100億ドルに跳ね上がっています。新計画とそれに伴う費用の捻出と割り当てなどの詳細を数週間以内に提出しなければ、連邦公共交通局(FTA)からおりる 2億5千万ドルの補助金も本年度末に失効する可能性があります。

これに対し HARTは、段階的建設案を審議しています。区分毎に業者と契約を結び建設を進めることが可能で、次の段階に向けての追加の資金調達の時間をかせぐこともでき、財政事情と照らし合わせながら建設を進めていく方針です。最近では、ホノルル高架鉄道の反対派だけでなく賛成派からも、アラモアナの手前で路線を停止する提案がでていましたが、HARTが公式に段階的建設案を提示したのは今回が初めてです。

しかし、東カポレイからアラモアナまでの 20マイルの路線と 21駅の建設を条件に、HARTは 15億5千万ドル(失効する可能性のある 2億5千万ドルも合わせて)の連邦資金を受けています。従って、この計画から逸脱する場合、FTAから新たな認可を受ける必要があります。

また、ホノルル市街地を通る最後の 4マイルはホノルル市が民間業者と提携契約を結び完成させる計画ですが、コロナ禍により予定が遅れている他、民間業者の費用が市の予算を上回る懸念もあります。この計画が成功するまで、15億5千万ドルの連邦補助金の未払い分 7億4400万ドルの支払いも保留されます。

(出典:ホノルルスターアドバタイザー 10/22/2020 Gordon Y.K. Pang)

 

ハワイのタイムシェアに特化したメルマガ会員募集中!お得情報ゲット!登録無料!KUJIRA通信
ハワイのタイムシェア購入に関してZoomでお打ち合わせ