マリオットオーナー様用、ヒルトン追加購入で押さえておくべきポイント!
こちらの記事ではマリオットオーナー様向けに、ヒルトンのタイムシェアを比較してみました。マリオットオーナーから見た、ヒルトンタイムシェアのメリットとデメリットついてお伝えします。違いを理解し、コオリナ+ワイキキを1回の旅行で楽しんでみてはいかがでしょうか?
ヒルトンとマリオットとの違いはズバリこれ!
1)ヒルトンは1週間単位でなくても利用が可能!
1週間単位での購入はマリオットと同じですが、1週間でなくても利用できます。
3泊以上から予約ができ、交換会社に預けなくても、所有物件以外のタイムシェアに宿泊可能です。※ヒルトン提携の交換会社RCIは無料付帯。ヒルトンオーナー期間中は、マリオットの提携交換会社II(インターバル・インターナショナル社)のように年会費は必要ありません。
マリオットの場合は、1週間単位またはスプリット、ロックオフそれも同施設のみだけですが、ヒルトンは所有物件以外にも宿泊できるのは魅力です。
2)ヒルトンは1週間単位のお部屋に、広さと、眺めによりポイントが細かく配分されている!
例えば、グランドワイキキアン2BR(Ocean View)ならば14,400ポイント、グランドワイキキアン1BR(Garden View)ならば7,200ポイント、カリアタワー1BR(Mountain View)ならば4,800ポイント等、建物やお部屋の広さ、眺めによりポイントが付与されています。 このポイント数は1週間の宿泊に必要なポイント数となっています。
ヒルトンは大きく分けると、1週間単位で自身の所有する物件を予約する「ホーム予約」というものと、お部屋に配分されている所有ポイントで予約する「クラブ予約」があります。
ホーム予約は基本土曜日チェックイン(建物によって金曜日チェックイン)となり、マリオットの1週間単位の予約と同様です。
クラブ予約は所有物件以外に予約をする、7泊しない等、ホーム予約を崩し使う方法です。
もう少し細かく分けると、平日と週末でポイントが異なり、週末の宿泊は平日の2倍のポイントが必要です。
3)ヒルトンの管理費は部屋の広さで決まる!
ヒルトン管理費はポイント数ではなく、部屋の広さにより決められています。
例えば、1BRで12,600ポイントのお部屋と2BRで12,600ポイントのお部屋では管理費は違います。ハワイの場合だいたいですが1BR$1500、2BR$2000の管理費です。
では、管理費が安い1BRがいいのか?という疑問もあるかもしれませんが、クラブ予約(ポイント利用)しかされない方はYES!ですが、ホーム予約(1週間の権利として利用)をする場合、1BRと2BRでは1部屋に宿泊できる人数も違います。また、購入価格も違いますので、お客様の利用方法とご予算によりどちらが良いのかは変わってきます。
4)ヒルトンは大きいポイントを所有すれば、ロングステイが可能!
例えば、14,400ポイントの物件を所有すれば、1BR7,200ポイントのお部屋なら2週間、1BR4,800ポイントのお部屋なら3週間滞在ができます。
マリオットでいう、ロックオフ(2BRを1BRとゲストルームに分ける)して使うイメージです。
5)ヒルトンはポイントの繰越、前借ができる!
今年使用しなかったポイントは来年に繰越すことができるので、1BR分のポイントしか所有していない方も、2年分を使用し、翌年2BRに宿泊も可能です。
また、隔年のオーナーとなっても、繰越や前借をすることで毎年利用も可能となります。
例えば、偶数年14,400ポイントを所有していて、2020年に7,200ポイントしか使用しなかった場合、翌年に繰越せば、2021年にも7,200ポイント分使用できます。※但し、ポイントの前借は無料ですが、繰越は手数料がかかります。
6)ヒルトンの隔年物件の管理費は2年に1度!
マリオットの隔年所有の方は、使用しない年でも管理費の支払いが(半額)ありますが、ヒルトンは使用する年に管理費が発生します。
しかし、ヒルトンのクラブ年会費は毎年発生します。
7) ヒルトンには夏休みも固定週予約がある!
マリオットには年末年始のみ予約が毎年決まった日に入っている固定週がありますが、ヒルトンには年末年始以外にも固定週が存在します。
年末年始以外に、日本の方に人気の夏休み7月から8月にかけて多く固定週が設定されていますので、決まった時期にしか来ない人は固定週を利用する事で予約が取れない心配、予約のし忘れがなくなります。
8) ヒルトンにはチェックイン1か月前から空室があればオーナー価格で部屋が予約できる!
ヒルトンはチェックイン1か月前になると「オープンシーズン予約」というものが解放されます。
これは、ポイントではなく、現金にて宿泊となるのですが、オーナー価格となっており一般より安い料金が適用されます。 2泊以上から予約可能です。
(ご注意)2022年12月現在、リセール物件はオープンシーズン予約の利用が可能ですが、予告なく変更になり得る事、ご理解・ご了承のほどお願い申し上げます。
9)ヒルトンは日本語サービスが充実!
ヒルトンの日本人会員は約8万人。日本人オーナーが多いので、予約サイトは日本語版がありオンラインでも予約は簡単。日本語オーナーサービスも東京にあります。
マリオットオーナーなら感じるかもしれない
ヒルトンのデメリット!
1) ヒルトンは日本人が多め
日本人が少なく、外国に来た雰囲気を味わいたい方には、ワイキキのヒルトンは日本人が多いという印象を受けます。
2) BBQ施設がない
ワイキキのヒルトン内にBBQ施設はありません。スーパーで大きいお肉や魚介類を購入し、グリルで焼きたい!方は我慢が必要です。
3) プールが混んでいる
ヒルトンのプールはマリオットに比べて混みあっています。チェアの数もゲスト数に対して少なく、繁忙期にはチェアが見つからない事も多々あります。タイムシェア宿泊者専用のプールもありますが、ホテルゲストと一緒のプールもあります。
4) 駐車場が有料
ヒルトンの駐車場は有料です。
5) ゲスト証明書が有料
名義人以外の方がご利用時、ゲスト証明書が必要ですが、マリオットはオーナーサービスへ依頼し無料で発行してくれますが、ヒルトンは有料となります。
6) ヒルトンは予約の取り方に注意が必要
マリオットは年末年始以外、空室があれば権利が使えない日はないですが、ヒルトンはプラチナシーズン(繁忙期)とゴールドシーズン(閑散期)があるので、予約の取り方に注意が必要です。
しかし、ゴールドシーズン(ゴールデンウィーク後から4週間と9月から10月にかけての6週間)にしか旅行しない方であれば、ゴールドシーズンの物件購入価格はプラチナシーズンに比べ安いですし、ポイントが少なくて済むので、クラブ予約(ポイント利用)の際も少ないポイントで宿泊できる利点があります。
7) お部屋に調味料の用意がない
お部屋に塩と胡椒が置いていないです。調味料は持参しましょう!
8) ワイキキに近く便利だが騒々しい
マリオットは山側の部屋でも、近くに大きな道路がないので静かですが、ヒルトンは部屋の向きによっては大通り側に面し騒々しい部屋もあります。
まとめ
以上、マリオットのオーナーがヒルトンに宿泊する際に感じるメリット・デメリットをまとめてみました。
皆様感じが方が違うし、旅行の目的も違うので、メリット・デメリットはそれぞれだと思います。ゆったりしたコオリナと、買い物や食事に便利なワイキキを組み合わせて滞在すれば、ハワイの楽しさがより一層アップするのではないでしょうか?
お客様の中には上手に、コオリナとワイキキを楽しまれている方も沢山いらっしゃいます。
お客様の旅行プランやスタイルをお聞かせいただければ、各リゾートに精通しているタイムシェアのプロが見合う物件をご提案させて頂きます。
ヒルトンはマリオットと違い、使用方法や物件タイプが慣れるまで複雑と感じるかもしれません。しかし、購入後もくじら倶楽部がフォローさせて頂きますし、ヒルトンのオーナーサービスは利用方法も提案してくれますので、今後ハワイの楽しみ方が増すこと間違いなしです!