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バケーションレンタルの部屋が激減しています

バケーションレンタルの部屋が激減しています

コンドミニアムの短期貸し「バケーションレンタル」が減っているというニュースです。日本では、「バケレン」と呼ばれることもありますが、この部屋が法改正により減っています。

具体的に、クヒオ通りより山側に立つコンドミニアムでは、ほとんどの部屋が30日未満の短期貸しが出来なくなりました。今後供給が減ることにより、ハワイのホテル代や宿泊相場が上がる可能性があります。

バケレン(バケーションレンタル)の急減

貸出物件が減少すると共に、宿泊を予定する客も 8月から 9月の間に半減しました。今年 8月1日に、ホノルル市で施行された「条例19-89」の影響が懸念されています。適切な許可を受けていなかったり、ホテルリゾート区域外にある物件が、バケレンとしての広告を出すことを取り締まるものです。

罰金は最大、一日一万ドル

短期レンタル違反を繰り返した場合の罰金が、従来の一日千ドルから一万ドルに引き上げられました。行政の発表によると規制が始まってから、無許可の短期レンタル広告 166件と、無許可のバケレン 24件が違反通知を受けています。ただ、実際に罰金が科せられる可能性があるのはこのうちの 10件だけのようです。

オアフ島の9月のバケレンの数は 241,811泊ユニットで、7月から 19%、8月から 8%、前年同期からも 8%減少しました。同時期、マウイ島、ハワイ島、カウアイ島ではバケレンの数は増加しています。

オアフ島ではバケレン利用予定客の数も減少しました。今年 7月には64,389人がオアフ島のバケレンに宿泊予定でしたが、8月には51,669に、9月には32,740に減少しています。ただ、ハワイの観光シーズンのピークは 7月で、そこから少しずつ下り坂になるのは例年のことなので、今回の減少が条例によるものと断言するのは早計だとみる関係者もいます。

ハワイ州観光局の調べによるバケレン供給数の移行

今年 7月から 9月のバケレン・ユニット泊数
オアフ島 7月 298,595、8月 274,886 (-8%)、9月 241,811 (-19%)
マウイ島 7月 286,577、8月 305,246 (+7%)、9月 312,810 (+9%)
ハワイ島 7月 196,857、8月 204,690 (+4%)、9月 219,294 (+11%)
カウアイ島 7月 123,225、8月 132,396 (+7%)、9月 139,370 (+13%)

前年比 9月のバケレン・ユニット泊数
オアフ島 前年9月 262,709、今年 9月 241,811 (-8%)
マウイ島 前年9月 251,489、今年 9月 312,810 (+24%)
ハワイ島 前年9月 191,202、今年 9月 219,294 (+15%)
カウアイ島 前年9月 103,073、今年 9月 139,370 (+35%)
需要と共有の関係から、部屋の共有量が減れば宿泊レートは上がります。

今後更にワイキキやオアフ島内の宿泊レートが上がると、益々、タイムシェアのリセール(中古)物件が重宝されるかもしれません。年間の維持費を含めてもコストパフォーマンスが良いタイムシェアを検討するのも悪くないかもしれません。

 

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