カカアコのハワードヒューズ社が新プロジェクト「ヴィクトリア・プレイス」を計画
ハワイの新しいコンドミニアム開発に興味のある方へのニュースです。カカアコ地区の大規模開発を行っているハワードヒューズ社が、次に建設される予定のコンドミニアムの詳細を報告しました。
カカオコ地区の新プロジェクト「ヴィクトリア・プレイス」
ワードビレッジ 7棟目のコンド「ヴィクトリア・プレイス」は合計 350ユニットの 40階建ての高層ビルになる計画です。海に面するビルには1ベッドルームの住宅が 137戸、2ベッドルームが 146戸、3ベッドルームが 77戸含まれます。
場所はすでにオープンしているコンド「ワイエア」の隣で、住所は 1100 Ala Moana Blvd., Honolulu です。
既存の 6棟、ワイエア、アナハ、アエオ、ケキロハナ、アリイ、コウラは一階部分が商業スペースに使用されていますが、ヴィクトリア・プレイスには店舗などが入らない設計です。
価格は平均100万ドル(1億1000万円)以上
ユニットの平均販売価格が 100万ドル以上と計算される、建設費用 3億7400万ドルの高級市場向けの建設計画に対して、ハワイコミュニティ開発局(HCDA)は価格が中程の住宅の開発を提案しています。現在ワードビレッジのほとんどのコンドミニアムが高級市場向けであるという指摘です。しかしヒューズ社は、すでにオープンしている他のビルに中所得者用のユニットも含まれていることや今後の計画を示して、建設規制からは逸脱していないと反論しています。
ワードビレッジの総合計画では、60エーカーの敷地に、合計 4500ユニットの住宅と、100平方フィートの店舗エリアを含む 15棟の建物が最終的に建設されることになります。HCDAは 45フィートを超える建物において、その 20%が中所得者用の価格に設定されることを義務付けています。
HCDAがビクトリア・プレイス建設を許可すれば、ヒューズ社は来年早々に販売を開始、売れ行きが順調であれば2020年の第3四半期に建設を始める計画です。ワイキキでは既に新規開発の土地が無いため、新しいコンドミニアムプロジェクトは、アラモアナやカカオコエリアが中心になっています。ただし、このエリアでは通常6ヶ月未満の短期賃貸ができないため、旅行者の方々が利用する事は出来ない物件となります。