実際の部屋の数以上に販売していませんか?
前回はお客様からいただいた質問をもとにオアフ島のヒルトンの各建物についてご紹介しました。
今回もお客様からよくいただく質問を一つ紹介します。
それは「部屋の数以上に販売していないですか?」
タイムシェアは一つの部屋を52週に分けて1口1週間として販売しています。
しかし、1部屋を52週分よりも多く販売しているのではないか?という質問です。
この答えは「実際の部屋数よりも多く販売することはできません。」です。
部屋数×52週より多い数を販売することはできない
米国では不動産法の中にタイムシェアに関する法律があり、その規定で部屋数よりも多く販売する事が出来ません。
ヒルトンを例に挙げると、権利書には、それぞれの物件に物件識別番号が振られています。
浮動週の権利であっても、権利書上は、何回の何号室の第何週目の物件か割り当てられておりきちんと管理されています。
すでにタイムシェアをお持ちの方は、権利書を一度見ていただくと、ICNと書かれた番号がございます。
こちらが物件識別番号です。
リゾート会社によってはVOIという呼び方を使用しているところもあります。
ヒルトンの物件識別番号
ヒルトンは、各権利に物件識別番号があり、「○○-○○○○-○○」という番号になっています。
始めの2桁の数字は建物を表しています。
- 55=ラグーンタワー
- 58=カリアタワー
- 59=ワイキキアン
- 56=アイランダー
- 52=ホクラニ
真ん中の3桁または4桁の数字は部屋番号を表しています。
前述のとおり、権利書上、一応部屋番号が割り当てられていますが、実際に利用する際には毎回部屋は異なります。
ワイキキアン、アイランダーのペントハウスまたは一部の権利は部屋指定になっております。
最後の2桁の数字は、第何週目かを表しています。
こちらも部屋番号と同様に権利書上割り当てられているので、浮動週の権利の場合は、どの週でもご利用いただけます。
ホクラニとアイランダー
ホクラニとアイランダーに関しては、さらに、3泊の権利、4泊の権利、7泊に権利があります。
そのため、先ほどご案内した番号の最後に、3泊であれば「3」、4泊であれば「4」、7泊であれば「7」という数字が入ります。
まとめ
タイムシェアは、法律上、部屋数×52週よりも多い数の物件を販売することはできません。
また、各物件には物件識別番号があり、きちんと管理されている。
すでにタイムシェアをお持ちの方は権利書に書かれている番号を確認してみてください。
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