ワードビレッジ 8番目のコンドミニアム「コウラ」
アラモアナの西側、カカアコのワードビレッジに 8棟目のコンドミニアムが建設予定です。毎回順調に開発を販売を続け、最終的には16棟ほどのコンドミニアムを建設する予定ですが、いまだ勢いが下がる気配がありません。先日、ホールフーズがオープンして、徐々に「計算し、デザインされつくした街」の気配が感じられるようになりました。
「コウラ」と名づけられた 8番目のタワーの建設許可申請は現在審査中で、許可が下りれば一年以内に販売が開始されます。赤いサトウキビを意味するコウラは、高さ 122メートル、570ユニットの高層ビルになる予定です。
テキサスを拠点とするデベロッパー、ハワードヒューズ社が開発を進めるワードビレッジでは、今年の初めに 7棟目の高層コンドミニアム「アリイ」の販売が開始されたばかりです。ヒルトン時代の後輩が販売員をしていますが、彼の話によれば、このアリイも順調に販売が進んでいるそうです。モノレールができると一番駅に近いという事もあり、スタジオと1BRが飛ぶように売れたそうです。
ワードビレッジは、アラモアナの隣、カカアコ地域に 60エーカー(東京ドーム約 5つ分)の土地を使って構築中の大規模コミュニティーです。広大なショッピング施設を併設する、最大 4300戸のコンドミニアムが入った 16の高層マンションが建設される計画です。
現在、2016年に起工した「ワイエア」と2017年着工の「アナハ」がオープンしています。ワイエアは 174戸からなり、一部屋の平均販売価格が 360万ドル。アナハは全317戸で平均価格 120万ドルでした。
現在建設中の「アエオ」と「ケキロハナ」も販売は開始されており、政府の規定に沿った低所得者用住居に指定されたケキロハナのユニットはすでに完売しています。全 465戸のアエオの 平均価格は 100万ドルでした。
2棟からなる「ワード・ゲートウェイ」は建築許可がおりていますが、まだ着工されていません。しかしその 1棟の 125ユニットには 150万ドルから 2300万ドルの値段がつけられ、すでに販売中です。
コウラに構造が一番似ている「アアリイ」も建設は始まっていませんが、200戸のワンルームを含む全741戸の販売が今年一月に開始されました。価格はワンルームの 54万4900ドルから 2ベッドルームの 150万ドルまであります。スモールスペースを有効活用できる家具付きのコンドです。今年中に着工される計画です。これから、まだまだハワイは変化しそうです。特にアラモアナからカカアコ地区は、これから10年掛けて大きく変化しそうです。