ハワイ　ローカルニュース　3月その1

2018年3月のローカルニュース第1弾です。

主にハワイの新聞社「Star Advertiser」「Hawaii News Now」が紹介しているニュースの中で気になるニュースを日本語に訳してご案内します。

１．マウイ島近くでクジラの胎盤を発見

パシフィック・ホエール財団は、マウイ島近くでクジラの胎盤を見つけました。

船員やゲストが1時間ほどの航海をしている時に、マアラエア・ショアから4,5マイル離れた沖に、浮遊する大きな塊をも見つけました。

金曜日に、赤十字の船がはじめに真っ赤でドロドロしたものを見つけ、サンプルデータとしてできるだけ採取しました。

研究者は、クジラの胎盤のサンプルを冷凍し、DNA配列のために保存しました。次のステップは、研究機関に送り、遺伝子の検査を行う。

ハワイは、11月から5月までクジラが来ます。

約1年前、マウイ島出身のトラッカー・デューク君3歳は、小児ガンで亡くなりました。彼は、闘病生活のほとんどをニューヨークにあるがんセンターで過ごしました。

そのがんセンターの横にある消防署では、彼を非公式ですが、消防士として採用していました。

今週末、消防士達は、トラッカー君を殉職者の壁に加える特別なセレモニーを開催します。

トラッカー君はマウイ島出身ですが、彼の人生のほとんどをニューヨークで過ごしました。

彼が生後19ヶ月の時（2015年）に、幼児としては非常に稀なステージ4の神経芽腫と診断されました。

6歳の誕生日を迎えることが出来る可能性は30％でした。

トラッカー君の治療の為に、神経芽腫の専門医のいるがんセンターがあるニューヨークに引っ越しました。

トラッカー君と消防士達はすぐに友達になり、後に家族のようになりました。

2016年5月31日にトラッカー君は正式に、彼らの一員になりました。

パシフィック・ホエール財団は、529頭のザトウクジラを確認できたと報告しました。

100人以上の市民ボランティアが参加した、今年で30年目となる「グレート・ホエール・カウント」の結果は、昨年に比べると、455頭少ないとのことです。

財団のシニアの研究員は、ザトウクジラが来るピークは、早くなったり、遅くなったりするとのことです。

現在、22,000頭のザトウクジラが、北太平洋に生息しており、うち10,000頭が、ハワイに来ると考えられています。