ミサイル警告の誤報
日本のニュースでも大々的に取り上げられていたので、知っている方もいらっしゃると思いますが
ハワイはいつもより騒がしい土曜日の朝になりました。
ハワイに向けてミサイルが発射されたという警告が出たのです。
結果として誤報だったので何も心配は要らなかったのでですが、今日の様子をお伝えします。
ハワイ時間、2018年1月13日の午前8時7分に、携帯電話に警告音とともに警告文を表示されました。
いつも大雨の際にでる洪水警報と同じ警告音でした。
私は、スーパー「タイムス」で買い物をして、ちょうどお店を出たところでした。
携帯電話の画面に表示されたメッセージには、
”BALLISTIC MISSILE THEREAT INBOUND TO HAWAII. SEEK IMMEDIATE SHELTER. THIS IS NOT A DRILL.”
「ハワイに向けられた弾道ミサイルの脅威。早急にシェルターを探してください。これは訓練ではありません。」
目を疑うような警告文です。
「Ballistic」という単語を知りませんでしたが、Missile Thereat (ミサイルの脅威)と、Seek immediate shelter(早急にシェルターを探してください)
This is not a drill(これは訓練ではありません)
この3つで非常事態の警告文であることが分かりました。
スーパーの駐車場はいつもと変わらない雰囲気。
空は快晴で、とてもミサイルが飛んでくる気配は感じませんでした。
急いで家に帰りました。
警報がでてから38分後に、再度警告音とともに
“There is no missile threat or danger to the state of Hawaii. False Alarm”
「ハワイ州に対してミサイルの脅威や危険はありません。誤報です。」
というメッセージが表示されました。
誤報という言葉に安心しました。
ツイッターでは、警告の10分後には訂正の発表があったようです。
ニュースで、イゲ州知事が緊急の記者会見を行い、「職員が誤ってボタンを押してしまった」と誤報の原因を発表しました。
私の家の周りではそこまで混乱は起きていませんでしたが、聞いた話によると、
警告が出た際に、車を路肩に停めて、近くのスーパーに避難する人や、
カハラモールでも、避難する住人もいて、一時騒然となったそうです。
一方で警告に気が付かず、普段どおり生活していた人もいたようです。
情報をいかに早く得るかで’対応の仕方やスピードが変わってくることを改めて感じました。